投資法人みらい(3476)の初値は公募割れとなりました。
引受価格よりも下で値が付き更に急落となっています。
初値売りで約7千円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【3476】投資法人みらい(公募価格183,000円)
初値:176,000円(公募比: -7,000円/-3.8%)
高値:176,000円
安値:163,300円
終値:168,000円
出来高:29,265株(公募売出総計:293,000株)
公募割れの結果もそうですが、一番気になるのが出来高が全然ありません。公募数総計の10分の1の出来高ですので、当然公開価格で持っている人が多数です。しばらくは復活は難しそうで、利回り計算などで買う層が出てくるまでは我慢しないといけないでしょうね。
それにしても最近はリートの人気が厳しいですが、それを12月に巨額で上場まで持ってくるのはなんとも解せません。普通リートは吸収規模が大きいのでずらして上場するのが筋だと思うのですが、なんとか12月中に上場させたかった理由でもあるのかな?と感じてしまいます。
ZMPの上場が中止になって、いろいろと話題が出ていますが、裏には思惑が渦巻いてそうですね。ただ、この公開株を引き受けた一般投資家の心情を考えると、あまりこういうことが続きすぎるとIPOに悪影響と感じます。
IPO引受実績一覧。主幹事・幹事・裏幹事(委託幹事)実績数を掲載
当方、数年間のIPO主幹事チェックもしていますが、年々野村證券が苦しくなっている気がしてなりません。別に個人では当選しにくいのでいいのですが、ちょっと上場ゴール系が多い気がしています。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞が出ました。ten様が見事的中です。
一人の的中ですので、抽選なしでアマゾンギフト券を送ります。楽しみにお待ち下さい。なお、懸命な読者様は殆どが公募割れ予想で、大体の予測が当たっていたイメージです。それにしてもどういった人がこのリートを引き受けているのだろう?というのとあまりにも安くなれば買いやすいかもしれませんね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。