本日も1銘柄の新規承認がありました。昨日も東証2部上場の微妙と言いましたが、本日は爆弾急ですね。
仮設資材ということで建設現場の足場やパネル系などを製造販売しています。馴染みがない人には知らない企業ですが関連している企業ではよく使っているのかもしれません。
想定価格は1,380円、主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約190億円で、東証2部上場ではかなり規模が大きくなります。
IPO的には3月20日の大安吉日に「東証2部」「VCファンドの全数売出」「規模大きめ」「地味系業種」「地方本店」など第一印象で目につくところでかなり不安要素を抱えるIPOです。
さらに3月20日は同時上場の可能性まで潜んでいます。翌日は祝日で控えめになりやすいというおまけ付きです。
業績に目を向けてもほぼ横ばい状態の東証2部らしさがあり、さらに直近で連結化していますので、ちょっと見ただけでは業績も分かりにくく感じます。
ホームページも昨日の共和コーポレーションと同じく古臭さが漂いますね。
正直、第一印象ではかなり危険な銘柄という印象です。主幹事はやはり野村證券、この銘柄をどんな手腕で上場まで持ってくるのか?逆に見ものかもしれませんね。IPO参加者姿勢としてはいくらIPO人気とはいえ、たまにはボイコットする姿勢も必要かもしれません。
とは言え、私の第一印象が悪いだけで何か期待できるものもあるかもしれませんので大手の予想情報などもチェックしながらBBスタンスを決めたいと思います。
それにしてもなんだか3月のIPOは地味系がかなり多いですね。もう少し新規性の高いベンチャー企業などIPOらしい銘柄の登場が待たれます。
信和(3447)のIPO新規上場情報
初値予想もお願い致します。