16日のニューヨーク外国為替市場は、福島第一原子力発電所のトラブルが深刻な状況に陥っているという見方から、ニューヨーク株式市場で株価が大きく値下がりしたことなどを受けて、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は、1995年4月以来、15年11か月ぶりにドルに対する円の史上最高値を記録しました。
16日のニューヨーク外国為替市場は、福島第一原子力発電所のトラブルが深刻な状況に陥っているという見方から、ニューヨーク株式市場で株価が大きく値下がりしたことや、日本の企業などが災害の復旧に向けて海外に保有する資産を売却して手持ちの円を買い増そうとするのではないかという見方が強まったことなどから、ドルを売って円を買う動きが強まりました。円相場は、1995年4月につけた1ドル=79円75銭を上回って、15年11か月ぶりにドルに対する円の史上最高値を記録しました。欧米の投資家の間では、東北関東大震災について、世界経済の新たな不安要因ととらえ、とりわけ福島第一原子力発電所で連鎖的にトラブルが発生していることで、不透明要因が一段と増しているとして、リスクを回避する動きが広がっていました。市場関係者は、今後の見通しについて、「東北関東大震災によるさまざまな被害が日々伝えられるなか、当面、円買い圧力が強い状態が続くのではないか」と話しています。(NHK)
ダウ平均も今日は200円以上下げました。
日経先物平均も8500円辺りです。昨日のは完全にリバウンドでしょうね。