先週金曜日は2銘柄の公開価格が発表され、フォーラムエンジニアリングに関しては仮条件の下限で決定しました。ビザスクはもともとかなり想定価格から低い状況ですし、IPOも混沌としてきましたね。

IPO当落情報(当選・落選)


フォーラムエンジニアリング(7088)のIPO新規上場情報

・結果

野村證券・・・補欠
SBI証券・・・落選(+1P ) 
みずほ証券・・・当選

主幹事の野村證券では補欠、SBI証券では100株のみのBBとすることで落選となりましたが、なんとみずほ証券で当選が出ました・・・。

主幹事の補欠もそうですが、SBI証券でもかなり補欠当選が連発しているようで、今の地合いを考えると当選キャンセルもかなり多いと考えられます。もともと微妙案件でしたが、公募割れの条件がさらに揃った状況になって来ました。

私は申し込んだものは買うというのがマイルールで決めていますので、みずほ証券の当選分は公募割れを覚悟で参加します。補欠分も繰り上がりの可能性がありますが、長いIPO投資の中でマイナスになることも仕方なし、上場日には少しは好転してくれていればの気持ちで望みたいと思います。

ただ、IPOのプライマリー参加の利点は地合いが悪い時は参加しないで逃げることが可能ということです。せっかく、そういったイベントに参加しているのであれば、損をしないように自粛するというのが普通の判断でしょう。


ビザスク(4490)のIPO新規上場情報

・結果

みずほ証券・・・補欠
大和証券・・・選外
SMBC日興証券 ・・・補欠(落選)
野村證券・・・落選
東海東京証券 ・・・補欠当選
SBI証券・・・落選(+1P )
マネックス証券 ・・・落選

ビザスクに関しては当選よりもスッキリしない補欠が連発しています。この時期ですので、補欠申し込みすれば繰り上がり当選の確率は高そうですね。そして、繰り上がりで当選するぐらいなら人気の無さが露呈しますし、すぐに初値売りで儲けようとする人に多く出回ることになるので、初値にも不利になります。

厳しいのは分かってますが、こちらもマイルールで申し込むということになりそうです。

重ねて報告しますが、かなり地合いが悪くなっていますのでネット申し込み分などは辞退や申込み回避ができるメリットも活かして柔軟に対応することが大切です。私はブログで当選報告をしているように、やや重症気味の(笑)IPO中毒者ですので、同じような対応は避けることをオススメします。


今はIPO申込みよりも、せっかくIPO投資で長期保有してないことによる現金比重の多さを活かして、急落している株やインデックス指数買いをすれば、ベータ分の利益が取れる時期かと思います。日本株に魅力を感じない方は、米国株ETFなんてのも面白いかもしれません。

IPO(新規公開株)でより多く当選するコツ

もちろん低位の優待株なんて手もありますが、あまり優待を意識せずに企業価値に比べて株価が不当に低いのではないかというものを狙ったほうが良いかもしれませんね。優待目当てに拾うと結局、優待が欲しくて売れないというところもあります。クロス派の人なら、そんなことはないのかもしれませんが・・・。

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