Unicorn(ユニコーン) の10号案件が開示となりました。前案件とは一転内容が変わってバイオ系?化学系?案件になります。歯の歯垢取りを簡単にする口腔内浄化剤「アパザイム」というのが分かりやすい社会解決商品になります。
何に魅力を感じるかは「バイオアパタイト」と「タンパク質脂質分解酵素」の融合で様々な分野に応用できるということに発見したというところでしょうか?そこからサービスとしては
- アパザイム(歯垢分解する口腔内浄化剤)
- 抗菌剤レゾマ(強力なタンパク除去能力と安全性の高い抗菌剤)
といったものや、他にも様々な美容系・医療系製品を作り出しているようです。正直ニッチな分野という感想ですので、商品の魅力と実際に広まるのか?というのが投資の焦点かと思います。
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株式会社トレスバイオ研究所の株式投資型クラウドファンディング情報
■募集要項
目標募集額/株数 10,000,000円/5,000株
上限募集額/株数 70,000,000円/35,000株
最低申込金額/株数 100,000円/50株
上限申込金額/株数 500,000円/250株
募集要項をみると目標金額は1000万と過去数件の案件からは低めとなっています。ただ上限は高く7000万です。目標は低めでも投資できる枠は広げたという感じです。資金使途は「人件費」がメインで「特許取得」や「海外(米国FDA)認可資金」等が挙げられています。
この案件をどう見るかは私は案件案内にある動画の歯垢分解の様子を見るのが一番だと思います。
最近の歯科医は、治療よりも予防歯科の方が取り組まれていることが多いと思います。私も実際に近くの歯医者さんに四半期に1度ぐらいのペースで、歯科検診と歯垢取りというのを行っています。
ある意味、歯科医は病院ではなく美容院や散髪屋さんのイメージです。その歯科医での歯科衛生士による歯垢除去の作業、結構ハードにガリガリやりますよね。マゾっ気のある私には(笑)、悪い気はしない作業で、実際にちゃんと3ヶ月に1度のペースで行けばそこまで歯垢除去が大変でなく終わります。
ただ、問題なのはそういうタイプでない患者さんだと思います。歯も痛まないのに歯科医には余り行きたくない人が溜まりに溜まった歯垢を取るには、1度にやるのは無理なレベルで大変な作業です。それを上記の動画のように対応できるのであれば、歯科医院も積極的に取り入れそうです。
また販路も有名な学会の会長が推しているだけあって、恐らく今後多くの歯科医院には導入される可能性は高そうです。しかも患者に対するコストも歯科衛生士の作業コストや負担コストを考えれば吸収されるぐらい、歯科医療用品としては受け入れられそうです。
ただ、正直アパザイムが歯垢除去で一般的になったりレゾマという抗菌剤が多少売れたところで5年後にIPO出来る会社になるのか?というと疑問符も付きます。
IPOに関しては国内での大ヒット、海外展開を目論む上での上場資金集めというストーリーに見えますが、このような化学、バイオメーカー企業がIPOで出てくるイメージが私には想像が難しく、例えば「歯愛メディカル」がプロマーケットからジャスダックに来たような流れぐらいの可能性ならという気持ちで見ています。
この案件は売上が今後も伸びる可能性はかなり高い(すでに実用化の商品があるため)が、IPO出来るレベルまでの発展があるか?というと弱気に見ています。イグジットの形がどうなるか分かりませんが、投資したときよりも評価株価が上る可能性はあるな程度で見ています。
Unicorn(ユニコーン)が出す案件と言えば株主優待です。初回優待は歯ブラシ専用酵素洗浄剤「テカノ ブラシクリーン」と卵殻由来アパタイト高濃度配合の歯磨き粉「LANBRANホワイトリプロ」、そして購入割引券のようです。
ホームページと見ると「テカノ ブラシクリーン」は1,300円で、「LANBRANホワイトリプロ」は3,300円で売っていますね。
ここで少し裏話をすると、当方Unicorn(ユニコーン)さんから10号案件について少し紹介を受けたのですが、そのときは株主優待が「ブラッシュクリーン」のみでした。ホームページをチェックすると値段が1,300円でしかも歯ブラシの洗浄なんて貰ってもという方が多く、同じページにある歯磨き粉とか石鹸の方が喜ばれるのではないか?と提案しました。
そこでUnicorn(ユニコーン)さんも原価考えたら歯磨き粉とかも優待として提供してもらえるかもしれないと掛け合ってくれて、結果的に2つの優待商品を出すことになったみたいです。優待品が増えたのは私のおかげかも知れません(笑)
Unicorn(ユニコーン)は現在キャンペーンで投資家登録だけでアマゾンギフト券1,000円分貰えます。10号案件はどうするか迷っている方も投資家登録するにはチャンスの時期だと思います。
Unicorn(ユニコーン)の案件は9号案件がちょっと強力すぎて比較されると10号案件はかわいそうな部分もありますが、株式投資型クラウドファンディングはそんなものだと思います。歯科医療のサービスとしてアパザイムが流行りそうで面白いと思った方が投資すれば良いのではないでしょうか?
また9号案件は人気殺到のためサーバトラブルにより投資しようと思っていたのに、先着順で投資できなかったと悔しい想いをした人もいるでしょう。10号案件は9号案件の勢いを利用して紹介したいという思惑があるのかもしれませんが、9号案件のシステムトラブルに関して具体的な解決策などをしっかり発表・対応してから10号案件の募集スタートを迎えて欲しいと思います。
株式投資型クラウドファンディングの発展のためにもトラブルはしょうがないにしても、その後の対応を真摯に行うことが大切かと感じます。ECF取扱業者は複数あり、今後も増えていくかもしれない分野です。現状2番手の意識が私もありますが、トラブル対応のミスにより信用を失うと他社さんに追い抜かれてしまう可能性はあります。
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過去のトラブルや事例というのは消そうとしても消えません。それならば、どのように取り組んだかというのも消えませんので、そちらのほうが信用力としては大切かと思います。
黒澤さんは、9号案件のディビイは申込できましたか?
当方は、たぶんキャンセル待ちという名の落選です…
人気案件の先着順とういのは、良いのか悪いのか判断が分かれそうですね。
私は当日の9~10時頃に運良く?申し込みはできました。
18時に様子見てこれは駄目だと思ったのですが、粘った方は申し込めたかと思います。
ただ、とりあえず申し込みしたけどキャンセルの方も多いかもしれません。
先日のIDEAの優待も10時申込開始で、当日は夜までアクセスがしにくい状態でした(こちらも先着順)。
先着順で人気のものはアクセストラブルというのはどうしても起きやすいですね。
ネットの世の中ですので、こういったトラブルはつきものですが、急激なアクセスに対応できるシステムというのは今後重宝されるかもしれません。
(むしろ新しいビジネスとして何かないかな?って個人的には思っています。)