AI系ベンチャー企業の上場は人気しそうです。また昨今はDX関連というテーマ性もありますが、こちらはマーケティングAIなのでDX系としても注目を集めそうな事業内容です。
社名「WACUL」はワカルと読むみたいです。事業の特徴として「業績不問」「クロスセル」などどんな事業でも対応できそうな広さを持っていますね。
想定価格は900円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約7.22億円で、東証マザーズ上場の小型IPOです。
ひと目見たスペックで、マザーズ・小型・技術革新系と三拍子揃った高騰IPOと判断できます。2月という上場時期も加味するとさらに初値がオーバーシュートしやすい環境に上場日はなるかもしれません。
目論見書をみるといきなり正誤表から出てきて「治験」→「知見」となるのは今どきの間違えやすそうな部分ですね。その中ではKPIとしてLTV(顧客生涯価値)をあげています。
この伸びの進捗の良さはお客さんに価値を提供出来ている指標なので、上場後もさらに伸びそうな気がしますね。
実際に提供しているサービスはWebサイトのマーケティング改善ツールがメインで、そこから顧客行動などを解析してWebだけでなくいろいろな対応を教えてくれそうです。ちょうど、前年に上場したKaizen PlatformのようなITコンサル系ですね。
ほぼ初値に問題はないIPOですが、筆頭株主にVC(ジャフコ)がいるなど上場後の大量の売りには警戒が必要です。まぁ、それでも公募株に関しては全力で当選を狙いに行きたいですね。
幹事証券に目を向けると楽天証券の名があります。アクシージア(4936)の幹事証券にもなっていましたし、本当にIPOに注力して取り扱いが増えました。
後はそろそろ抽選倍率を見るばかりではなくて当選が欲しいですね。楽天証券はネット証券の中で一番口座数が増えていて順調ですのでライバルも増えているのが厳しいところです。
IPO引受実績一覧。主幹事・幹事・裏幹事(委託幹事)実績数を掲載
上記の幹事実績一覧ページでは楽天証券をその他から昇格しようと思っています。それぐらい取り扱いが増えていますね。
これで2月IPOは4件とそこそこ多いです。まだ2月最終週に出てくるかもしれませんし、そこから3月につながると思えばもうIPO戦線は始まっています。なるべく当選を増やせるように証券口座はしっかり準備しておきましょう!
初値予想もお願い致します。