本日は2社の新規承認がありました。ともに2月の最終営業日2月26日の上場です。これで2月は7件の上場の予定。件数の多い3月のバトンタッチとなると2021年のIPOは件数的には盛り上がりそうです。
「魔法使いの約束」など、女性向けモバイルオンラインゲームを多く作成しています。事業内容をみるとターゲットに「夢女子」「腐女子」など気になるキーワードがたくさん見られます。
想定価格は3,930円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約59.9億円で、東証マザーズ上場の中型IPOです。
設立は2014年、7期目を迎えているところですが売上の伸び率はなかなか良いですね。一方、利益は出ているものの売上に比例した伸びでは現状ないです。ただ、ゲームに関してはヒット作が出て売上が上がることが第一に思えますので状況はいいですね。
既存株主を見ると3名しかいません。共同創業者の社長「中島 瑞木」副社長「中島 杏奈」、そして事業本部長の佐々木 大地さんです。
3人共に仲良く11.6%を売り出していますが、この状況で吸収金額が想定で60億規模の上場をするというのはゲーム運営会社も夢があると言わざる終えませんね。さらにストック・オプション制度も若いゲーム会社にしてはめずらしくありません。
従業員は235人もいるということで、ストックオプション制度とかもなく株式も3人が占めていて、このように成長して上場となるのは、どれだけ女性たちがイケメンゲーム好きなんだ?と感じます。
男性向けの恋愛ゲームが昔に流行っていましたが、実は女性向けの市場のほうが空いていて狙うべきところというのをこの上場を見て感じます。
初値視点でのIPO第一印象では、まずは3,930円の値ガサが気になりますね。加えて吸収金額が大きいので、上場スケジュールや地合いも含めて仮条件発表後にチェックしたいですが、好感をもってBBスタンスを考えようと思っています。
幹事証券に楽天証券の名がありますね。本当に幹事証券になる回数が増えており2021年こそ一つは 楽天証券で手に入れたいです。
IPO引受実績一覧。主幹事・幹事・裏幹事(委託幹事)実績数を掲載
上記の幹事実績一覧ページでは楽天証券をその他から昇格しようと思っています。それぐらい取り扱いが増えていますね。
なにはともあれ2021年2月のIPOは例年にも増して件数が多く盛り上がりそうです。ゲーム会社の上場も久しぶりで、コロナ禍でオンラインゲームが好調といえるかもしれませんね。
初値予想もお願い致します。