金曜日にIPO新規承認がなく日取り的に6月IPOは出揃ったかもしれません。先週の金曜日辺りから一気にIPO新規承認が出てきて、今年の6月は下旬から連日複数上場で後半戦が忙しいスケジュールとなっています。
なお6月の営業日は22日なので、IPO件数の方が営業日より多いですね。毎日1件ぐらい上場することになります。
【IPOカレンダー・一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
カレンダー表示で曜日ごとに件数や合計の吸収金額を載せています。やはり後半戦が忙しいなぁと感じますが、それほど巨大なIPOもなく、絶対危険というIPOも今回は出てきていない状況です。
そのため微妙銘柄から公募銘柄が出るか?無事通過するかが焦点で、ある程度注目や人気がある銘柄は、これまで通りIPO人気からの争奪戦なのでラッキーゲットを目指して申込みたいですね。
当選に向けて注目したい一つはSBI証券主幹事案件が5案件もあることでしょうか?
IPOチャレンジポイントを使ってゲットすることを目論んでいる人も多いでしょう。最近、ポイント作戦の記事を書きましたが、この6月IPOではそこそこポイント投入量が分散されそうなので、ここで使いたいという人が増えそうですね。
SBI証券のIPOチャレンジポイントを大分析!過去の当選ボーダーラインを調査、ポイント戦略は?
あとはIPOの数が多いときは、申込み忘れや受付を気づかずに過ごしてしまう人が結構います。いわゆる委託幹事(裏幹事)配分にも注意をはらいたいですね。
【IPO裏幹事】裏幹事(委託幹事)とは?その攻略と裏幹事になりやすい穴場証券会社
委託幹事が多い証券会社とまた委託のルートぐらいは確認しておきましょう。
特にちょうどIPO取り扱いを始めてきそうなLINE証券やPayPay証券(旧One Tap BUY)は受付があればまだ知られていないことで当選確率が高くなりそうです。こういうのは早めに証券口座を用意して射止めた者の勝ちですね。
LINE証券は5月末にサービス開始と言ってましたが、詳細は来週月曜日の31日に分かるでしょうか?
私個人の目標としては2021年はIPO注力傾向の楽天証券と松井証券での当選です。楽天証券ではすでにその目標を達成しました。当選は時の運ですが、注力傾向のこの2社は明らかに以前よりも幹事証券になっていることが多く、まだ知らない層とのギャップがあると言えます。IPOがなかなか当たらない現状ですので、少しでも当選確率にギャップがありそうなところを狙いたいですね。
なお、6月下旬IPOのデメリットとして、やはり過密スケジュールでは資金分散や連日上場での買い疲れなどで初値が伸びないということは毎年起きています。過度な期待は避けて考えたいですね。強弱分かれる2極化の動きも加速しやすいので、微妙銘柄の取り扱いには注意したいですね(特に微妙銘柄は内容の認知度や注目度の方が重要な時期になりやすいです)。
IPO初値予想でアマゾンギフト券が当たるチャンスもたくさんありますので、みなさんが参加して盛り上がると私も嬉しいです。