ネットプロテクションズホールディングス(7383)の初値結果です。残念ながら壮絶な公募割れ結果となってしまいました。しかも東1上場銘柄で初日にストップ安は荒れ過ぎの展開ですね。後場に持ち直していますが、それでも公開価格には届いていません。
初値売りで約7,200円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
⇒ネットプロテクションズホールディングス(7383)のIPO新規上場情報
【ネットプロテクションズホールディングス(7383)】（公募価格1,450円）
初値：1,378円（公募比: -72円/-5.0%）
高値：1,442円
安値：1,078円
終値：1,390円
出来高：24,854,200株（公募売出総計：44,560,000株）
初値は引受価格の1,378円で決定。初値が付いてからは一旦公開価格付近の1,442円まで行きましたが、公開価格奪還はならず。前場に何度も叩き落される展開で一時ストップ安の1,078円まで値を下げました。後場に入ってからはジリジリと値を回復して引けでは初値より高い位置の1,390円で終えています。
公開価格決定時の海外配分多く、需要がありそうな雰囲気から初値プラス予想が大方のコンセンサスとなっていただけにこの結果はやや驚きということになってしまいました。その驚きの展開からさらにストップ安まで下げてしまうものビックリです。
後場にかけての戻しで安堵の雰囲気も出てきていますが、結局公開価格を上回ったわけではないので、明日以降の動きには不安な部分がありますね。1,100円以下で初日でいくらでも買えたというのは大きなしこりでしょう。
私も楽天証券で10倍の壁を破って当選など期待していただけに、この結果はしんどいですね。また、こうも前日予想と違う結果になるとIPOの初値は本当によくわからんということになってしまいます。大手の予想会社でも見当違いな予想が続いていることが多く、IPOは難しいですね。
出来高を見てみると公募売出総計の半分強の出来高です。海外配分が多い（75％）ので実質供給分を考えると流通の2倍ぐらいは熟したかもしれません。初値売りで損した人、更に下げて慌てて売って損した人の養分で、今後伸びていくかですね。このような初日の結果を見せられるとちょっと参加しにくいので期待できないと踏んでいますが、まぁ、結局よく分からないので雰囲気に乗るのがIPOの鉄則なので出たとこ勝負の波に乗っていきたいです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。HMB様が見事的中です。
読者予想の平均値でも微プラスになっていましたが、公募割れで引受価格予想が見事的中になりました。来週には本格的な上場ラッシュを迎えますので、本来は尻窄みに下げていくのが直近のIPOだと思っていますが、東１銘柄ですので違った動きになるのか注目です。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。