何かと便利な少額取引で投資ができる端株ですが、ついに楽天証券でも取り扱います。
ネット証券大手なのでもう取り扱っていて目立ってなかっただけと思っていた人も多いかも知れません。私も楽天証券こそポイントとかで投資できるわけですし、早く端株取引できるようになって、それが他社よりもお得に売買できればと思っていました。
↑端株の有効利用に関しては上記ページを参考にしてください。楽天証券参戦で利用する証券会社の勢力図も変わりそうです。
取引開始予定は2023年4月17日から予定。サービス内容はすでにリリースされているのでチェックしてみましょう！
- 単元未満株の名称は「かぶミニ」です。ミニと付くとミニ株と間違えそうですが単元未満株の扱いです。
- 業界初のリアルタイム取引が可能（最初は100銘柄程度で拡大予定）
- ポイントでの購入も可能
- 業界最低水準の手数料
と後発ということもあって乗り換えてもらおうと、スタート時から高スペックのサービスですね。
手数料比較ではしっかりとライバル証券会社との比較表を載せることで、かなり往復コストで優位なことを掲載しています。
特に最近は買付手数料は無料で揃えてきましたが、売却手数料ではパーセンテージではなく1回11円という単純な設定にしました。また取引手数料と別にスプレッドを付けていますが0.22%とこちらも低水準で、LINE証券などスマホ証券のスプレッド勝負でも優位性を出しています。
往復コストの参考価格で最安値表示が出ていますが、他の証券会社が売却時の最低手数料が52円や55円という状態ですので、楽天証券の1回11円というのは最安コストになりやすいと思います。
サービス開始時点で業界最安水準の手数料にしていて、さらに手数料体系も他社と同じ形で争わないことで、他社が手数料競争で上書き戦略をも防いでいます。結構、好プレーな手数料体系と思います。
問題点を挙げるとするとサービス開始時の取扱銘柄数が1,000銘柄程度なので全銘柄取引できる訳ではありません。
それでも取引したい銘柄が楽天証券で取り扱っていたなら、これからは楽天証券で端株を買おうかと思わせてくれる内容になっていますので、今後の端株取引はまずは楽天証券でというのが第一手段になりそうですね。