楽天証券が単元未満株分野で新サービススタートを発表しました。スタートは4月を目処のようですが、単元未満株がリアルタイムで取引できるというのは大手オンライン証券業界初となり面白いサービスなので紹介いたします。

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サービスの概要一覧です。まだ取引手数料に関してはお知らせがありません。結構重要ポイントなので、手数料次第で移行する人や使う人が増えるかどうかですね。

今はスマホ証券などで単元未満株ではなくミニ株(株の保有者は証券会社)というのが少額取引できることから若年層の投資の動機づけとして盛り上がっています。特に貯まったポイントを利用して手軽に株式取引を体験できるので、投資初心者の方にとっつきやすいサービスです。

今回はミニ株とは違って単元未満株でリアルタイムに取引できるというのが特徴になりそうです。

端株(単元未満株)で賢く株式投資。端株の有効利用について

単元未満株はいろいろな有効活用方法があるのは上記記事で紹介しています。

もともと少額取引ですので、リアルタイムで取引できるとして数十円レベルの差が出る程度が多いと思いますが、逆に頻繁に取引するのであれば取引手数料が掛かるのであれば元も子もないので、取引手数料の扱いは非常に重要になりそうです。

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リリースでは大手ネット証券との比較が紹介されています。

株・投資信託ならネット証券のマネックス

私は伝統的に?単元未満株取引はマネックス証券を継続して利用してます。業界の中では注力して端株取引の手数料を安くしてきました。その代わりサービス面ではこだわりが少ない部分はあります。ただ、欲しい時に寄り付きで買って、要らなくなったら手軽に売却したいというのが端株のニーズで、後は管理・整理のために証券会社は揃えておきたいというのがあります。

後発でサービス拡充してどれだけ使う人が増えるかになりますが、サービスが良いのとともに手数料も業界最低水準ではないとという部分がありますね。少額取引だからこそ、手数料にはかなりシビアになる分野です。