2023年の4月の年度替わりから楽天証券のサービスに関してイメージが変わり始める出来事が増えてきたかも知れません。ちょっとずつですが改悪ラッシュ続きだった楽天系のサービスに改悪→改善の動きが見られ始めています

楽天証券では嬉しい2つの事項が発表されていますので紹介します。

楽天カードクレジット決済のポイント進呈率を引き上げます!

まずはクレカ積立のポイント進呈率の引き上げですね。昨年度に楽天カードからの積立は0.2%or1%という状況でしたが、この0.2%の部分を単純に引き上げています

カードの券種(色)によって0.5%~1.0%へ引き上げです。

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年会費永年無料の楽天カードでも0.5%に引き上げられて、さすがに0.2%はないわということで利用を止めていたユーザーが帰ってくるかも知れませんね。私も下げても0.5%にすべきと思っていました。これでライバルであるSBI証券との勝負の土俵に上がれますね。

2024年から新NISAが始まります。そこで積立投資枠は120万です。月間10万の枠がありますので、これで楽天証券としては月10万つみたて投資が、ポイント進呈付きで出来ることで囲い込み戦略でしょう。それなら最低でも0.5%以上のメリット出さないと他社に取られますからね。この引き上げ発表はファインプレーと言えそうです。

【投資でポイント還元・付与】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ

クレカ積立でのポイントゲットは上記ページにまとめています。

これからは1株から投資!「かぶミニ™(単元未満株取引)」を開始します(4月17日から)

こちらも待っていた人は多かったかも知れません。楽天証券で単元未満株(端株)の取り扱いです。

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サービス内容の推しとしては「リアルタイム取引」が業界初ということでアピールされていますが、個人的には「業界最低水準の手数料」「楽天ポイントで端株が買える」が大きな特徴ですね。

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端株の取引手数料は買い付け時は無料というのが一般的になってきました。一方で売却手数料が最低手数料50円台というところか、スプレッド手数料でいくらか掛かるというのが状況です。ここで楽天証券としては売却時の手数料を1回11円と固定にしました。さらにスプレッドはありますが、他社よりもパーセンテージを低く設定して、他社との競争を少しずらしつつも業界最安値水準となっています。

端株の取引手数料はすでにかなり低いですが、もともと低価格のものを買いますので手数料は安ければ安いほど良いです。そういう意味で後発でサービスを出してきた楽天証券がちゃんと取引手数料が安いのは大きいですね。

後はポイントが使えますので、積立投資などで貯めたポイントを無駄に買い物で消費しないで投資に回せるというのも効率が高くなりますので当たり難いことです。

端株(単元未満株)で賢く株式投資。端株の有効利用について

端株の分野は歴史的にマネックス証券が進んでいたので、マネックス証券推しでしたが、楽天証券は切り替えるに価値あるサービス体制ですね。唯一デメリットは取扱銘柄数がまだ少なさそうです。順次、使える銘柄から切り替えていこうかな?と思っています。


特にクレカ積立のポイント進呈は0.2%は流石に改悪の度が過ぎたのか?状況をみて改善してきたのはいい傾向です。

楽天といえば「楽天モバイル」がグループ全体の足を引っ張っていて苦しい状況というのは皆さん知っているところで、昨年は0円での提供を終了させていきなり最低の料金が税込み1,078円/月という料金設定で、契約を解除した人が増えたと思います。

このときにも正直、ここまで一気に変えなければ去る人も少なかったのでは?というのが個人的な感想で、例えば他社の通話し放題オプションなどで5分かけ放題で500円程度のものなどあるので、アプリを使えば無料通話できた楽天モバイルですから、1GBまで月500円以下など用意すれば、うまく使う人は「楽天モバイル」を通話と緊急時回線のサブSIMとして継続利用してくれた人が多いのでは?と思っています。

そこで繋がりやすさなどでサービスが充実すればサブからメインへの昇格を狙った戦略が打てるのにと本気で考えていました。

「楽天」は好き嫌いが非常に分かれるブランドだと思いますが、私は上手に付き合えばメリットの高い会社だと思っていますので、ここまでサービスの改悪ラッシュが続いた部分を利用者の動向をみて再び、改善ラッシュに反転してくれたら嬉しいですね。

楽天証券も楽天銀行に続いて上場観測がありますが、グループの切り売り体制なら安く売ってくれるなら喜んで参加して、楽天から享受できるところはしたいところです。

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私はポイントランキング上位1%の強ユーザーです(笑)。この数字見ると正直恐ろしいと自分でも思います・・・。