2014年1月から始まる新NISA(少額投資非課税制度)に対応して金融庁がクレジットカードでの投信購入上限に規制緩和が入るようです。今までも月10万までが要件だったのですが、積立日のクレカ引き落としが祝日などでづれたりして、月10万が20万になってしまわないように自主的に月5万までに上限を定めていました。

今回は規制の内容を「月10万円が限度」ではなく「1回あたりの積立は月10万が限度」という表記に改めるようです。

楽天証券で楽天カードのクレジット決済で投資信託の積立可能に!もちろんポイントが貯まる!

上記のページにあるように2018年10月に初めて楽天証券がクレジットカードでの積立購入サービスを初めて、投資すればポイント還元されるということが話題を呼び、比較的投資に興味がなかった層にも、投資をしてお得な還元があるということで投資への呼び水となっていました。楽天証券が口座数を一気に増やしたのも、この頃の施策からと言っても良いでしょう。

楽天証券の口座数の変化は2018年12月あたりを境に急速に伸びています。

現在では多くのネット証券などがこのサービスに追随して、競争の激しい分野になっています。さらに新NISAでは「つみたて投資枠が従来の40万から120万に拡張」されます。今回の金融庁の変更によって、証券会社がクレカ積立を月10万までOKにして、しかもポイント還元も続けてくれるなら、一番条件の良いところでNISA口座を作って年間で120万フルで利用できることになります。120万投資で1%還元なら、還元だけで年間12,000円相当ゲットできますね!

【投資でポイント還元・付与】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ

上記ページの紹介も2024年にはかなり様変わりするかもしれませんので、サービスの変更が分かり次第内容を更新していきたいと思います。楽天証券はクレカ枠とキャッシュ決済枠で月10万投資できることをアピールしていましたが、別に他のサービスでもクレジットカードでの投資枠が10万に出来るので優位性がなくなってしまうかもしれません。

さっそく大和コネクト証券はクレカ積立上限枠を10万にする発表を行っていますが、同時にクレカ積立したものをすぐに売却(当月以内)した場合は差額にしたポイント付与がされないように設定されています。とにかく値動きの低い投信を購入してすぐに売却することでポイント付与だけ取るという手法は今後塞がれていく可能性は高そうです。

この手のサービスは美味しいところには多くの方が殺到しますので、サービス継続が難しい場合は改悪が進む可能性もあります。ただし2024年の新NISAスタートでは、口座を利用してもらう呼び水としてはかなり紹介したいサービスなのは間違いありません

私もどこかの口座では「つみたて投資枠120万」をクレジットカード積立投資でMAX利用して、さらに還元も一番高ければありがたいと思っていて、それを基準に新NISA口座を選ぼうと思っています。

まずは11月中辺りに各証券会社が、この10万までクレカ購入できるようになっとことに対応するのか?対応する場合はポイント付与や条件をどういう設定にするのか?リリースをチェックしてから最終判断を下したいですね。

【投資でポイント還元・付与】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ