2020年に新たに情報をまとめ始めたものの一つに株式投資型クラウドファンディングがあります。
【株式投資型クラウドファンディング一覧表】調達規模、プレバリュー、評価、その後の動きなどのチェックに
2017年の頃から存在を知っていましたが、なかなかその面白さを理解できずに、他のクラウドファンディングと同じで手を出しにくいと感じていました。ただ、2020年になって最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)だけでなくUnicorn(ユニコーン) ・イークラウド・ CAMPFIRE Angels と案件が豊富に出てくることで、多くの案件をリスト化してその情報から投資対象を多くの方が考える機会が作れると良いなと思いリスト化を始めました。
それと同時にIPOと同じように案件に評価を付け始めたのですが、それがなかなか難しいと言うか、評価が付けにくいということで困っている部分もあります。とりあえず10段階ではじめましたが、評価の優劣自体、案件に対して付けるのは適切なのかわからないことから5段階に変更しました。
株式投資型クラウドファンディングは2020年は案件が継続的に出ている4つの業者の案件を全部足すと77案件ありました。そのうち52件が成立、17件が不成立です。「成立したから良い」「募集額が高く人気があったから成功する」とい訳ではありませんが、確実に株式投資型クラウドファンディングにて資金調達する流れが加速していると感じた2020年です。
2021年もその流れが加速して、IPOのその前段階での投資「エンジェル投資」は日本でもその規模を拡大しそうです。特に最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)さんはその動きに積極的で、未上場株の流動性を高めるような施策も進めてきそうです。
FUNDINNO(ファンディーノ)さんとはコラボキャンペーンも始めました。また2021年の案件も数多く年初から出してきており、今年も非常に楽しみです。
株式投資型クラウドファンディングは投資の成果が出るのはかなり先で、投資してしまうと手持ちの資金不足になると思いますので、よくよく資金管理して年にどの程度投資するかを考えたほうが良いと思います。
私の場合ですと、IPOなどで利益を得た部分からいくらか「成長投資」という意味で、数多く出てくる案件からこれぞと思うものに投資するようにしています。
案件を多く見すぎると、どれも魅力的に見えてしまうところがありますので、それはぐっと抑えて冷静に、どうしても投資したいと感じる案件を待つスタイルで今後も案件は全部見て、投資するのはしっかり厳選してというスタイルで行きたいです。
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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
>多くの案件をリスト化してその情報から投資対象を多くの方が考える機会が作れると良い
ありがとうございます。
特に、一覧表の「成立後リスト」を興味深く見せていただきました。
2017年から見ましたが、「出口」がまだ「未定」のものが多く、先の長い話だなというのが第一感です。
無事に、利益が出れば良いですが、どのくらいが(例えば)上場までいくんですかね。
機関投資家段階で「瞬間蒸発」せず、私のような素人が出資する機会があるという点で、やはりなかなか難しい投資案件なのかなと思ってしまいます。
この「出口」に「IPO」の文字が並べば、クラウドファンディングも一気に加速しそうですが、同時に出資の競争率も上がりそうで、結局、「旨い話は、簡単には、素人には来ない」ということになりそうです
my20001さま、明けましておめでとうございます。
ECFの過去の案件を追っていくことで、どの程度のイグジットになっているのか確認できればと思っています。
初期の頃は2017年からありますので、そろそろ5年で予定されていた出口とどれほど乖離が出るのか確認できるでしょう。
基本、予定通りに行かない案件が殆どで、その中で1つでもIPOがでて何百倍になる案件があるかもレベルで見ています。
ただ、出口にIPOが出てしまうと株式投資型クラウドファンディングの人気が一気に加速して、
出資の競争率は確実に上がりますので、IPOが出る前で株式投資型クラウドファンディング業者が増えている今のほうが
実は美味しい案件に出資できるチャンスが高い気がしていますね。
競走馬一口ファンドでも、ノルマンディーオーナーズクラブはデアリングタクトが出たことで、
一気に売り手と買い手の立場が逆転した印象があります。