株式投資型クラウドファンディグでは最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)の躍進が止まりません。2021年に入ってからも矢継ぎ早に案件を出していて、5月が終わった時点ですでに50件近くでています。1月に10件となると3日に1つぐらいは案件が出ていますね。

今はFUNDINNO(ファンディーノ)の活躍がしれて絶好調で引き合いが多そうで、株式投資型クラウドファンディングするならFUNDINNO(ファンディーノ)でまずしたいとなっていそうです。他社さんも頑張って欲しいですね。他社にすることのメリットは?なんて質問が飛び交っていたりします。

さて、最近過去最高の調達額になりそうな案件が出ました。株式投資型クラウドファンディングは1年で1億までという上限が設けられています。その上限ぎりぎり9900万まで15分程度で到達した案件です。

2021060_face

クロスロケーションズ株式会社の株式投資型クラウドファンディング情報

恐らくこのまま行くと過去ECFで一番資金を集めた企業になりそうです。私もA評価していました。というのもマイルストーンで2023年のIPO予定(2年後)とかなりイグジット目前でVCなどからも出資豊富。まだVCからでも出資受けられそうなのにECFを選ぶという「なぜ?」と首を傾げたくなるぐらい条件が良かったです。

2023年のIPOならIPOに向けた準備がもう進んでいる時期で、質問コーナーではそのような内容が多く「監査法人、主幹事選定」など具体的に進んでいるのを確認していました。さらに上場時の時価総額まで「100億程度」と答えており具体性がありました。現在20億ほどなので2年後に予定どおり行けば5倍を見込める案件です。

申込みは殺到し投資家数は496人(1人あたり平均20万)になっています。この投資した500人弱がいい思いをするかは早ければ2年後に答え合わせとなりそうです。

今までで人数で出資者が一番の多かったのは591人のKOTOBUKI Medicalになります。調達額は8930万とこちらもほぼ上限。今までの成立結果を見ていても投資家400人を超えているのは超人気案件300人ぐらいを超えると注目案件に見えますね。

株式投資型クラウドファンディングの制限として1案件に1人50万までの投資と1億までの制限がありますので投資家数の人数の限界はこのあたりで、超人気案件は争奪戦が加速しています。このままECF人気がもっと伸びれば、この制限が限界を作ってしまっているということになりますね。ECF業者は制限などの解除に動いてきそうです。

【株式投資型クラウドファンディングサマリー】年別、業者別の実績まとめ表示

現状ではFUNDINNO(ファンディーノ)さんの一強体制が加速しているとしか言いようがないです。

FUNDINNO(ファンディーノ)

ありがたいことに当方はコラボキャンペーンがありますので、投資家登録でアマゾンギフト券プレゼント中です。

もちろん他の業者さんにも頑張ってもらってECF業界の活性化になって欲しいところもあります。あまり一つが伸びすぎると案件の質に余裕が出てきて落ちてくる部分もあるかもしれません(個人的にはFUNDINNO(ファンディーノ)さんの経営者のイケイケ感を知っていますので、今後もまだまだ新規サービスとして上を目指す気がしています)。

個人投資家が投資家登録しておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新

2番手はUnicorn(ユニコーン)。こちらは株主優待を用意するなど投資家向けによく動いて案件を精査しています。イークラウドは今の所、経営者の人脈が大きく左右している気がしますね。CAMPFIRE Angelsは「CAMPFIRE」の冠を付けたことで、体制強化がかなり進んでいます。今は案件数こそ少ないですが、しっかり準備している印象がありますね。

去年から株式投資型クラウドファンディングの全案件を必ず目を通すようにしているのですが、「新しい事業をチェックするのは楽しい」ですね。また何件か投資していますが、競馬の一口馬主と同じ、成長して活躍するのを期待することに楽しみも感じます。

やはり目標は自分が先に投資した企業がIPOして数倍ゲットでしょうか?一口馬主て期待した馬が全然走らないことを経験している方が、案件の成功確率もそんなに高くないというのを意識できますので、投資障壁は少なくなりそうです(笑)