ジェイフロンティアの上場で8月のIPOの上場が全て終わりました。4件のIPOは全て思ったほどの初値の伸びを見せませんでしたし、8月の直近IPO見直し相場も来ず、6月のIPO以降、弱い地合いが継続中です。

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【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

今回、SBI証券主幹事の銘柄で1枚あたり63,000円の損失と大きな公募割れ結果(引受価格割れ)ということで、相当インパクトの高いものだと思い9月IPOに向けて、IPOへの対応をどう見直すか迫られているかもしれません。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

当方は2001年からのIPOデータを分析しながら、継続してIPO地合いを見ているので正直なところ2021年のIPO相場が過去20年程度で最悪と言われると?IPO件数も多いしリーマン・ショック後の2~3年に比べたらまだまだ余裕な気もしています。

ipo2021graph

グラフにした見やすいデータでも2008~2010年あたりのIPO件数の低さ、パフォーマンスの低さを知っているものからすれば、2020年のコロナ禍でのショックも一過性のものぐらいのイメージです。怖いのはこの後3~5年ぐらいで、日本経済そのものの大恐慌的な状況になると流石にIPOというか投資どころではないとなり、潔くIPO撤退で数年は耐える行動が求められるかもしれません。

現状の動きレベルですと9月のIPOは、今年の6月の上場ラッシュと同じような雰囲気でしょうか?

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

一覧表で6月IPOを眺めているとD評価は普通に公募割れ、業種が地味なものは早く徹底したもの勝ち、C評価の微妙銘柄は業種によっては公募付近でプラスのものもあり、B~S級評価も1~2段階ぐらい下げて考えるレベルで見たほうが良いかもしれません。

8月の期待されたIPO充電状態もほぼ感じられませんでしたので、9月もよっぽどの雰囲気改善(今年上場のIPOが軒並み見直し買いで上がるなど)がない限りは買いが入りにくい状態でしょう。

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9月IPOの評価は第一印象でA級としているものも多いですが、B~Cが紛れていてそれが大型案件であったりと、比較的当選しやすくチャレンジすれば貰える可能性の高いIPOになります。

なお、第一印象時点ではD評価にしていませんので、これらの銘柄をいつもどおり申し込んで微増を狙うのか?状況を見て様子見姿勢で行くのか?どちらがパフォーマンス良くなるのか分からない状態ですね。私は基本的にはIPOは参加姿勢を継続が儲かる可能性が高い(需給を普通に考えてみると倍率が付くものへの参加はお得)と思っていますが、休むも相場という格言がある通り、6~8月の3ヶ月のIPO相場をみるとちょっと傷口の深さを感じますね。

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正直、私も少しでもプラスにしようとキャンペーン取りで金策し始めました(笑)。何か違うこと始めると、落ち着いて見れるのでオススメです。別な作業を進めると冷静に見つめる時間が出来ます。