いよいよ来週は12月IPOラッシュウィークになります。1週間で24銘柄が上場するということで一大イベントの状況です。1社上場中止になって25銘柄→24銘柄ですので、いかに多いか感じ取られますね。

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表にしたものを載せても本当に多いのが分かりますね。厄介なのが、決してIPOの地合いは良くはないこと、そして微妙とも言えるIPOがたくさんありますので、公募割れや、その後も注目されずかなり厳しい船出になる銘柄も多そうです。

スケジュールです。

  • 12月20日(月) 3件 約76億
  • 12月21日(火) 4件 約226億
  • 12月22日(水) 6件 約453億
  • 12月23日(木) 4件 約310億
  • 12月24日(金) 7件 約215億

当方の評価では「A・2銘柄、B・8銘柄、C・11銘柄、D・3銘柄」としています。中でもAやBとして評価したものは上場ラッシュでも初値プラスは見込めそうと思っています。D評価はかなり苦しいのではないか?という結論ですが、注目度のある銘柄に関しては上場日にならないと分かりませんね。ただ、厳しい確率の方が高いでしょう。

問題は一番多いC評価銘柄ですね。

私も何銘柄かC級評価としたIPOを手に入れていますが、現在の地合いや公募株の手に入りやすさを考えると苦戦する銘柄が多そうというのが直前の気配です。当方がC評価した11銘柄のうち半分以上が初値プラスで終われるか?ぐらいの気持ちで迎えたいと思います。

厳しい雰囲気ではありますが、これだけIPOがあるならきっと注目されて伸びるようなIPOも出てくるでしょう。こればかりは上場時の出たとこ勝負であったり、初値は悪くても光るものを感じる銘柄は仕込んでおけば、見直し買いとかで儲けられる可能性があります。

セカンダリー姿勢はあまり表に書くと煽っているようで書かないという意志でブログを公開していますが、言えるとこは「波の荒さ」は抜群で資金の動きもかなり速くなると思います。あまり長く持たないで次々と波を乗り換え、先に降りるぐらいの気持ちを持って望むほうがいい結果が出そうです。

見直し買いに感しては、今回の上場ラッシュレベルの多さでは翌年以降からでも間に合いそうな気がしますね。

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それにしても12月上場の直近IPOをみるとどの銘柄も初値より下げている状況ではセカンダリーの資金が入ってくるとは思えません。やはり節操のない上場はほどほどにしないとIPO市場の崩壊すら感じられますね。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに