本日は東証マザーズに3つの新規承認発表がありました。
これで2月の上場がリート含め６つです。一気に昨日の東証2部銘柄が薄れてきますね。
しかもファーストと名の付く企業が同日上場になりました！
まずはファーストブラザーズから。何気にぱっと見でこれは何なの？と感じさせます。
ホームページをみると「不動産投資およびアセットマネジメントを行っている独立系の運用会社」となっています。とある海外の金融系の名前に似ていますが、沿革を見ても特に海外向けに何かやっているように思えない感じです。
想定価格は2,490円。主幹事は野村證券。
吸収金額が想定価格ベースで約71.5億円規模です。やや異常な規模の大きさです。
規模が大きい割に幹事団は主幹事野村證券とマネックス証券になります。
監査法人は清友監査法人とあまり聞いたところがないところですね。
ちょっときな臭い部分が多い気がしますが、当選のためにはマネックス証券ということになりそうです。
少しだけ経営指標を覗いてみましたが、赤字継続中の企業です。正直、従業員も減っているなどよく上場できたな？というのが第一印象ですが、承認されたわけですしもう少し深く見てからBBスタンスを決めたいと思います。
それにしてもファーストが2社上場（当サイトでは短縮表記では区別がつかず）で、片方は不動産ポータルでサービスセクター、こちらはどちらかと言うと金融業っぽいのですが不動産セクターです。本当に混乱しそうですね。
証券会社別のIPO割当、幹事実績などの一覧表
IPOの証券会社別取り扱い数を調べるには上記ページがオススメです。
マネックス証券がIPOでかなり頑張っています。幹事団が2社なので割当がどの程度あるのかも注目です。