やっとこさ11月IPO2件目が出ました。上場日が28日です。これはもう今週に新規承認が出ないと11月上場とはならない雰囲気で、後2日で何が出てくるかですね。
太陽光発電の開発、不動産コンサルティング、地域系ショッピングセンターの不動産業です。最近のトレンドから見ると業態はマイナスな雰囲気ですね。
想定価格は3,660円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約5.67億円で、東証マザーズ小型案件です。
第一印象的には需給面だけで勝負気配のIPOです。売出なしで1,350枚の争奪戦。不動産セクターながら吸収金額がかなり低いです。
事業的には九州電力管内の太陽光発電施設なんて、今はニュースでもひどい投資先の印象しか感じない内容で大丈夫かと感じます。太陽光発電のインフラファンドは軒並み初値が悪いですし、業種の連想的には買いが入りにくそうです。
枚数が少ないので当たりにくいけど不人気、需給面で初値はなんとかなるかのIPOですので、久しぶりに新規承認となったもののあまり嬉しいと感じないのは私だけではないかも知れません。
沿革を見ると東日本大震災で被災したショッピングセンターフォルテの再生を目的として作られています。その後、株式会社化、本社を霞が関に移転して「霞が関キャピタル」なんて名前をつけています。
後にメガソーラーを合併、開発などしていますが、ここに来て上場は正直不安感しかありませんね・・・。なんだか不穏な感じがするのですが大丈夫でしょうか？何故、震災の再生から上場するような企業になったのか？その辺の経緯は確認しておきたいですね。
とりあえず今週末までのIPO新規承認を横目に見ながらBBスタンスを検討することになりそうです。
初値予想もお願い致します。