似たような業種でもあるリビン・テクノロジーズの上場日に新規上場承認がありました。中古住宅流通プラットフォーム「cowcamo」を運営するツクルバです。
流行りの不動産テック系です。サブスクリプション型のワークプレイスとありますが、賃貸オフィスのようなものでしょうか？中古住宅活用はテーマ性はありますね。
想定価格は2,050円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約45.1億円で、東証マザーズ上場の中型案件となります。
業種にしては公募売出数が多く、吸収規模が大きいですね。7月上場で主幹事大和証券ということで公募株入手難易度的に狙えますので、しっかりとした銘柄チェックが重要になりそうです。
業績は急成長で、前期大赤字を出してからの黒転となっています。やや歪な印象を受けますが、このあたりの要因は精査したいですね。今後の急成長を期待したいところですが不動産テックというのはちょっと大丈夫か不安な部分もあります。
とはいえ、業種的には注目度は高く7月上場で単独上場となれば初値的にはプラスに働きそうですね。
ホームページにはオサレなワークプレイスが並びます。個人的にはこういったオープンスペースで仕事するのはぎこちなくて、どちらかと言うとマン喫の個室レベルで集中するほうが仕事が捗るのですが、どうなんでしょうね。
陽の当たるところを好む人と、日陰が好きな人がいるんでしょうね。私は「黒」なだけあり後者です。話がそれましたが、中規模で注目度の高い銘柄が7月に出てくれたのはIPO的には嬉しく、先日のブシロード含め7月は後半がかなり勝負になりそうです。
過去の統計をみてみると7月は6月よりもパフォーマンスは意外に悪いですね。8月までは我慢の展開も考えないといけないなら、なおさらこの銘柄は頑張って欲しいですね。
初値予想もお願い致します。