本日は3銘柄の新規上場承認が出ました。いずれもマザーズ上場となります。一つづつ顔ぶれを見ていきましょう。まずは12月18日上場のユナイトアンドグロウです。現時点で3社同時上場となっています。
シェアード社員という表現をしておりますが、人材派遣的な感じですね。よりフレキシブルなイメージなのかも知れません。社名がカタカナだとイメージしにくいですが「Unite and Grow」です。特に企業の情報システム系を請け負う感じです。
想定価格は1,210円。主幹事はＳＭＢＣ日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約6.53億円で、東証マザーズ上場の小型IPOです。
マザーズ小型ネット系になりますね。労働力で企業の情報システム部門を支える形です。どうしても情報システム部門というのは置かなければならないけど、売上に直結しにくい部門ですので確かに外部委託という形は欲しくなるところです。
業績も好調に伸びていて、需要の高い企業と考えられそうです。働き方改革といった労働市場のテーマ性ともマッチするかも知れません。事業的には従業員が高い専門性スキルを持っていないと企業価値が損なわれるので人材確保が大切になってきそうです。
ＳＭＢＣ日興証券主幹事案件の中でも良案件になりそうなIPOで第一印象としては是非とも手に入れたいIPOですね。
ただ、上場スケジュール的にかなり過密になっていて買い分散が予想されます。予想よりも初値は控えめになる可能性はスケジュール面から考えておく必要はありそうです。
あっという間にIPOで目白押しの12月の状況です。かなり大忙しが想定されますので、証券会社の準備は今のうちに済ませておくことをオススメします。直前になってからの口座申込ですとブックビル期間に間に合いません。
初値予想もお願い致します。