またまた不動産テックと呼ばれる企業の上場です。最近多いですね。「sumuzu」というサービス名で進めています。
事業内容にもありますが「富豪層」向けの不動産業です。平たく言うと金のあるところを狙って、特化したサービスを進めています。「世田谷区・目黒区・大田区・渋谷区・港区・品川区の城南エリアを中心」らしいです。
想定価格は1,530円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約11.4億円で、東証マザーズ上場の小型～中型IPOです。
不動産テックと呼んでいる「sumuzu」では顧客の欲しい要望を一気にコーディネートする模様です。土地データの相場解析などがメインでしょうか？感覚ではなくデータにして透明性と正確性の高い情報を出すということに主眼をおいていそうです。
色分けされた散布図などで見せてくれると確かに納得行く交渉ができそうです。
業績に目を向けると売上も利益も伸びてはいますが、高成長でもないので、どちらかというと不動産セクターという見方が良さそうです。特化している分、強みが果たして今後の成長にも活かされるのか？というのが投資家目線でしょうか？
都心の高級住宅地といのが、今後どうなっていくのか？そういったものも考えたいですが、IPO視点からすると公開価格と需給で一先ず初値が決定しそうです。
面白いのが幹事証券にまたまた楽天証券が名を覗かせています。抽選スタイルが本当に平等ですので倍率も含めて注目です。
抽選時の倍率表示がIPOの人気のバロメーターになります。
マザーズ上場が小型から大型まで本当にバラエティ豊かになってきました。連日同時上場など、なかなか過密なスケジュールですが、その分楽しめそうです。早めにじっくりと銘柄調査しておきましょう！
初値予想もお願い致します。