12月にも赤字バイオ系IPOの登場となります。これはどうなるのか判断に困りそうです。本店はまた大阪の彩都ですね。バイオ系企業の震源地です。

ファンペップ(4881)のIPO新規上場情報

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創薬ベンチャー。機能性ペプチドを開発しています。一番進んでいるパイプラインは皮膚再生に役立つ模様です。筆頭株主がアンジェス創業者ということで話題になりそうです。

想定価格は315円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約16.3億円で、東証マザーズ上場の小型~中型IPOです。

バイオベンチャーにしては吸収金額が少なめで売り出しなし。そして想定価格も抑えて、買いやすさアピールを行っていて、これはみずほ証券主幹事の常套手段ですね。しかも、結構結果が悪くない事が多いので、今度も買い易さで参加する人は多いかも知れません。

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研究の進み具合はパイプラインをみると分かりやすいです。特に対象疾患は分かりやすいですね。「花粉症」とか「精神疾患」「アレルギー性疾患」など、機能する医薬品があれば良いなぁと思えるものが「ペプチド技術」で可能になれば未来は明るいです。

赤字バイオベンチャーですのでギャンブル的に投資するようなIPOになります。初値狙いの方は12月のIPOラッシュ中なので少し厳しいですが、それを見越してセカンダリーがどっと入るかもしれないので、それならプライマリーでも美味しいかも知れないといった駆け引き銘柄ですね。

単価が安いため枚数が非常に多く、当選期待は高いです。主幹事みずほ証券など恐らくセット配分になるでしょうが、それでも単価が安いので買いやすいですね。

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ファンペップという社名は結構愛着が持てる名前ですね。逆に言うと株価の動きが荒れるといろいろ言われてしまいそうな名前でもあります。パット見では期待感が高そうですが、どうでしょうか?これも大手レポートや各方面の温度感を確かめたいですね。

ファンペップ(4881)のIPO新規上場情報

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