不安定な相場の中、4月のIPOをジリジリと登場しています。3月いっぱいまではIPOは上場ラッシュですので大変ですが、4月は落ち着いてプラス結果を出せるような状況になればいいですね。
福井本店の裁断機技術を持ったメーカーです。そこから車のエアバッグ製造、カーシートは血圧計の腕帯などいろいろなものを作っています。地味といえば地味ですが、必要な産業でもありますね。
想定価格は960円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約6.87億円で、東証マザーズ市場の小規模IPOです。
地味系に見える案件ですが、小規模案件ですので第一印象的には初値プラスを感じられる銘柄です。
福井の産業といえば眼鏡や機械産業、そして繊維業のイメージがあります。意外にも最先端のマシン技術が日本の中でも集約されていそうで、地味ながら期待したいです。
業績は売上は伸びていますが、利益については売上に連動してないところが気になりますね。製品の一部を作っているところなので、やはり製品の仕入れ価格の面で調整が難しのかもしれません。
販売セグメントではオムロンへのヘルスケア商品が割合が強く、ついで自動車のシートカバーなどです。ヘルスケア産業や自動車産業の売れ行きにも左右される形になりそうです。
マザーズ上場にしては業種が地味ですが、とりあえず初値は小粒感を活かしてプラスというのが第一印象でしょうか?
野村證券はうまく上場銘柄を分散して、被らせないで良いような銘柄は4月に持ってきていますんで。このあたり手腕があると思いますので期待しましょう。野村證券は3月のファンド売出IPOの方が大変そうです。
市場の不安定さと3月の上場ラッシュが重なってしまったため、当方のサイトへのアクセス数が爆発的に伸びていて、表示が重くなるなど影響が出ています。見て頂いている皆さんに迷惑がかかっているかと思いますが、サーバ強化など頑張っていますが追いついていません。少し我慢頂きながら、お付き合いいただければと思います。
初値予想もお願い致します。