認可保育事業は政府の子育て支援政策の後押しもあるため政策テーマ性で好まれることが多いですね。なんとなく花見も自粛ムードで悲しい状況ですが「さくらさく」上場になるでしょうか?
認可保育所の運営で業績は急上昇中。伸びを感じる事業です。強みとしては不動産力な気がします。立地を重視して、保育所の箱物の形に捕らわれてなさそうなのは好感です。
想定価格は2,060円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約20.3億円で、東証マザーズ市場の中型IPOです。
通常期ですと悪くないIPOなのですが、前例のないレベルのIPOも酷い状況が20億程度の中規模IPOにどう響くかですね。やはり4月後半には地合いが少しでも改善されていることが求められます。
特徴としては不動産の形に保育所らしさにこだわっていない部分を感じますね。賃貸住宅のようなところやビルの一階部分など様々な形での箱物を活用しています。
昔の形だと、何十年も残るような建物を用意して費用を掛ける形でしたが、未来には少子化になったり変化するので、変化への対応も強そうです。
SMBC日興証券主幹事案件で狙っていきたいのですが、何分、仮条件発表までにどの程度地合いの回復なり、先行きの見通しが感じられるかで変わってくるでしょう。
散々な結果となっている3月IPOの株価状況にも左右されるのではないかと思っています。
本来、4月のゴールデンウィーク前のIPOというのは好結果を生み出しやすい環境です(その後間が空くため)。しかし、今年に限っては何社も上場中止がでているぐらい資金が入らない状況となっていますので、資金が戻ってくるのを確認するまでは厳し目に見たいところです。
初値予想もお願い致します。