GMO系のIPOの登場です。筆頭株主は上場会社のGMOPG(ペイメントゲートウェイ)で親子上場になります。上場後も継続支配の株は保有しそうです。そしてそのGMOPG(3769)はGMOインターネット(9449)の子会社ですので、親子どころか三世代上場と言えそうです。

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO新規上場情報

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正に地方不動産業といった形で、普段の状況でもC級からD級微妙になる第一印象の銘柄です。この地合いが続くのならば、中止必至レベルのIPOかもしれません。

想定価格は2,420円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約12.5億円で、東証マザーズ市場の小型~中型IPOです。

三世代上場といっても業績よくて初値上昇が見込め公募株に希少感があるなら歓迎です。GMO系はそこそこ頑張ることが多いので期待したいですね。事業は決済端末や処理サービスです。GMO系の上場会社の中でもGMOペイメントゲートウェイは決済のドル箱事業で売上高・時価総額ともに大きいところです。

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クレジットカード決済などキャッシュレス決済が盛んな海外などに行くと上記のような端末を客が取り扱うのでよく目にすることだと思います。

日本でもこれからはキャッシュレス決済が進んでいきそうですので、事業的には先行きは期待できそうですね。

業績もしっかりしていますし、本来であれば初値期待も高いIPOになります。後は上場日の4月末にどの程度IPOに資金が来る状況になっているかも重要です。毎度、GW前の上場は期間が空くので資金は集まりやすくなります。第一印象では期待したいと思います。

なお、GMO系IPOでは恒例のGMOクリック証券での取り扱いに期待です。毎回、大和証券主幹事で10%レベルがGMOクリック証券に回ってきているという超穴場証券会社になると思います。

IPO人気が落ちている時期でもありますので、いよいよ当選期待が高まってきそうです。

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これを機会にGMOクリック証券に口座がない人はぜひ開設しておいて置きたいですね。上場会社が増えれば株主優待としてGMOクリック証券の手数料キャッシュバック額も増やせそうです。

GMOフィナンシャルゲート(4051)のIPO新規上場情報

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