あのスチームトースターが話題になって一気に流行った感のあるバルミューダが上場です。セクターは電気機器ですね。
家電メーカーとしてバルミューダはやはりトースターが売れたことで知れ渡った感があります。それ以降も同じようなコンセプトでいろいろな家電を出しているようです。
想定価格は1,780円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約29.3億円で、東証マザーズ上場ではやや規模大きめです。
今までも存在していた電気機器系で、今までになかった体験などを織り込んだものというのがバルミューダの印象です。私もトースターが話題になった時は、一度試してみたかったですが、いまだに使ったことがないですね。やはり値段を見ると縁がない感じになります・・・。
目論見書の沿革をみるとバルミューダの全貌が見える気がします。最初はノートパソコンの冷却台から始まって、スチームトースターまでもいろいろ作っていたんですね。2015年のスチームトースターがやはり最大のヒット商品で、これによってブランドとしての知名度があがりました。
社長は書籍も出しているように、行動や考えが破天荒な雰囲気ですので上場できるなら一気に上場して人生チャレンジしたいという思考の方だと思います。
書籍も出していますね。
業績を見る限りではスチームトースターの2015年以降右肩上がりで伸びていますが、丁度頭打ち感も感じられるところに来ています。そこで上場してテコ入れすることで新しいヒット商品が出るかでしょうか?
IPO初値視点で見ると、なかなか判断が難しいところです。知名度の高さで問答無用の人気になるかもしれませんが、電気機器セクターでやや中型のIPO、上場ラッシュに埋もれることを考えると他車比較で少し考えたほうが良いですね。
今までの家電に付加価値を付けるという意味では既存ではデザインで付加価値を付けたIDEAが似ている気がします。バルミューダは機能面での体験が強いかと思いますが、小売り系ならば株主優待なども期待できるかもしれません。割引券レベルかも知れませんが・・・。
初値予想もお願い致します。