上場観測のあったウェルスナビの新規承認が出ました。予定通りSBI証券がブックランナーということになりそうです。SBI証券がIPO主幹事でかなり頑張っていますね。
ロボアドバイザーで資産運用を自動運用する最大手です。当サイトでもAIロボ系の紹介は何度かしていますので知っている人は多いでしょう。余計なギャンブル取引で損するよりはこちらに預けたほうがいい人は多いでしょうね(涙)
想定価格は1,100円。主幹事はSBI証券・大和証券の共同主幹事です。
吸収金額が想定価格ベースで約188億円で、東証マザーズ上場の大型IPOです。
セクターは「証券、商品先物取引業」となっています。話題性の高かった同じ業種では2年前にひふみ投信のレオス・キャピタルワークスが12月に上場予定でしたが、残念ながら中止となりました。今回はうまく行って欲しいですね。
フィンテック銘柄としてかなりの注目を集めそうですが、吸収規模200億弱の大きさで、しかもベンチャーキャピタルからの出資がジャブジャブしているIPOです。強弱のせめぎあいの中、12月の上場ラッシュ中のタイミングということで、申込みにはかなり神経を使いそうですね。
また、そういった銘柄がSBI証券主幹事というのも悩ましいですね。
業績に目を向けると売上は急成長、利益は赤字拡大という状況です。こういった企業は赤字には目を瞑っても売上拡大に注目というところでしょうか?上場によってさらに資産運用をロボアドバイザーの力でということで取り込みは進むかもしれません。米国などではこういった投資に対する資産残高が日本よりも先んじて拡大していますので、日本でも後追いで拡大するのは見えているでしょう。
当方のサイトはIPOとかイベント投資など、短期間でのエッジ取りの話題が多いですが、資産のうちいくらかは長期投資として任せる放ったらかし投資もするならウェルスナビのような選択肢があります。上場したら販促キャンペーンなど加速しそうで面白そうですね。
口座保有は無料ですので、長期投資の武器として内容を知っておくのもいいでしょう。
預かり資産の推移が載っていますが、綺麗な右肩上がりの状況です。コロナ禍であまり動かなかった後でも、こういった投資へのマインドは衰えてないですね。
企業に対する期待度は高いでしょうが、上場ラッシュで果たして初値がどうなるか?で考えると慎重にBBスタンスは考えたいと思います。まぁ、初物系と感じられるので参加したい欲はあります。
SBI証券のIPOチャレンジポイントのボーダーラインも難しく、少ポイントでうまく取れるか?それとも資金額で頑張るかですね。
主幹事も共同主幹事になっていますが、幹事団が総合証券でかためており結構固いです。ネット専業証券がSBI証券以外に見当たりませんので、意外と配分される客層がすぐには売り出さないようになる気もします。
初値予想もお願い致します。