4月上場予定で延期となったSANEIさんが返ってきました。クリスマス上場になります。こんな上場ラッシュの時期に返ってこなくても良かったんですがね・・・。
東証2部上場の水栓メーカーといえばいいでしょうか？地味感満載になります。やはり東証2部銘柄が初値視点においては一番煽りを受けやすそうです。
想定価格は2,050円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約10.8億円で、東証2部上場の小型～中型IPOです。
4月上場予定時との比較をまずはしておきましょう。
ＳＡＮＥＩ(6230)のIPO新規上場情報(4月上場予定時)
公募売出し総数460,000→460,000株（同数）
想定価格2,200→2,050円（割引）
若干ですが想定価格段階で割り引いた状況になっています。コロナ禍による業績悪化分をしっかり織り込んでいれば割安感も感じる可能性はあります。ただ、12月上場となると価格感よりも注目度のほうが優先されそうで、やはり地味なタイプの事業は厳し目に捉えたいです。
東証2部には12月にはバルブメーカーのOKMも登場しますが、こちらも似たような雰囲気になりそうですね。
水栓マニアにとっては垂涎物かもしれません。
IoT対応のページもあったので見てみるとなるほどスマートスピーカーと繋がる水栓ですね。「水を出して」「水を止めて」「水を800mlだして止めて」とかやってます。
キッチンのシャレオツな水栓って、上に飛び出して曲がるタイプを見かけますがあの形の意味って何なんでしょうね。好きな人にはこれが良いんだ！と言われそうですが・・・。
初値視点ではどうしても不利になる東証2部上場銘柄ですが、個人的には東証2部上場の銘柄は結構好きな銘柄が多いです。下値の固さや割安感など違った魅力があったりします。
初値予想もお願い致します。