2020年4月に上場予定で中止になったアールプランナーが再び登場です。かなりの銘柄が中止から再登場していますね。年が変わってIPO地合いがどうでるかですね。

アールプランナー(2983)のIPO新規上場情報

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不動産業になります。名古屋本店というこいとで中京地方をメインに攻めて首都圏にも少し進出しています。都市部中心でしょうか?不動産は不景気だときついですが、コロナ禍では住宅需要が逆に増えるという皮肉な状況です。

想定価格は2,090円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約9.61億円で、東証マザーズ上場の小型IPOです。

野村證券ということで割安感は期待できませんが、2020年4月上場予定時は想定価格1,680円でしたので、2,090円は410円アップで、約24%ぐらい値上がりで登場です。

新型コロナウィルスに関するリスクに関しては資材調達面ぐらいが書かれていて、不動産需要に関してはリスクと考えていなさそうですね。リモートワークや外出自粛など、家にいる時間が長くなったことで、より住まいの大切さが意識されるようになったことが後押ししているという状況になっています。

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企業の特徴としては「ワンストップ・プラットフォーム戦略」で上記の図がよく出てきます。社長が積水出身ということで、総合力戦略には長けてそうです。

IPOがあまり多くない2月に入ったことで新規承認時点では頑張りそうな雰囲気ですが、社会的な事態急変による地合い悪化だけが怖いところです。判断は仮条件発表後まで持ち越しになりそうですね。

野村證券主幹事です。前回とは違って幹事証券にはSBI証券が追加されています。

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2021のIPOは2月からすでに2つ出ていてペースが早いですね。年が明けたことですし、早めに証券会社の口座準備はしておきたいです。緊急事態宣言で口座開設の時間が掛かったりなど、手続き面では停滞する可能性があります。

アールプランナー(2983)のIPO新規上場情報

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