9月の亜種系?IPOの登場です。東京PROマーケットに2020年12月上場、今回鞍替え上場で今後は福証Qボードに単独上場です。本社は静岡県三島市にあります。とにかく上場姿勢が感じられますね。どんどん流動性が高いところへ今後も目指すのでしょうか?

Geolocation Technology(4018)のIPO新規上場情報

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IPアドレスを使って追跡技術を活用して広告なり、行動マーケティングを行っています。業績の伸び具合を見ると需要は高そうですね。面白い業種の企業じゃないかと思います。

想定価格は2,030円。主幹事はエイチ・エス証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約2.33億円で、福証Qボード上場の小型IPOです。

福証Qボードへの単独上場は2019年9月のPBシステムズ依頼になります。エイチ・エス証券主幹事が多く、また九州の企業がQボード単独上場というのが多いのですが、今回は静岡県三島市の企業になります。しかも今回は東京PROマーケットから1年も経たずに鞍替え上場です。PROマーケットは流動性が低すぎますし、参加者も限定されているので、存在意義が微妙すぎて東証さんにも制度を再構築して欲しいところです。

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サービス内容ですが、インターネット上の住所であるIPアドレスを使って地域のターゲティング広告を得意としていそうです。行動を追っかけて、最適な広告など出せそうですね(旅行中の美味しい食べ物やとか?買い物とか?)

売掛金の上位を見るとオプトやプレイド、ヤフーといったネット広告系の大手が並んでいますので、IPアドレスの情報というのは活用しがいがあるのでしょう。個人情報保護の観点からクッキー問題もあるので、今後は別の部分から行動ターゲティングが必要になりそうです。

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業績の伸びを見る限りでは好調そうで、今後も伸びそうな企業ではありますね。

主幹事エイチ・エス証券ということで、久しぶりの当選を狙っていきたいところです。幹事証券にはSBI証券マネックス証券といったネットで申し込める証券会社も入っているので忘れずに申込みたいですね。岡三オンライン証券も取り扱えそうですね。

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この手のIPOは初値はそこそこスタートから、どこかで一気に伸びるというパターンが非常に多いです。上場時だけでなく業種に注目するなら、上場後のどこかの段階で注目されて高騰するのを待つ投資をするのも作戦としてあります。

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初値よりも現在値が高いことがIPO分析結果を見ても分かりますが、どこかで噴くことが多いですね。どこで噴くかが分からないのが苦しいですが(笑)

Geolocation Technology(4018)のIPO新規上場情報

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