11月IPOに野村證券主幹事案件の登場です。先日7月IPOでLINE証券の割当枚数の少なさが出て残念でしたが、懲りずに出来ることは続けたいと思っています。もともと野村さんのしょっぱさは経験済みですので、それでも当選画像を出すのが、IPOブロガーとしての努めです(笑)
GRCSは「ガバナンス・リスク・コンプライアンス・セキュリティ」の英語の頭文字4文字です。ホームページでカタカナで「テクノロジーデシンプルニ」と書かれてますが、「いや、分かりにくいわ!」とツッコミいれたくなりますね。
想定価格は3,270円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約12.2億円で、東証マザーズ上場の小型IPOです。
近年高まる企業統治系の需要を扱う企業のようですね。
多くを自社開発でツールやアプリケーション開発しており「企業経営リスク」「サイバーセキュリティ」に対応できるサービス運営をしています。社長の早くからの目の付け所が実って、ようやく上場まで成長した企業に見えます。
コロナ禍ではテレワーク推進によるセキュリティリスク、経営環境の変化などがありますので事業の必要としては追い風にも見えますが、コロナ禍の影響はGRCSへのリスクとしても掲載されていますね。
売上の相手先としては「みずほ証券」が2割以上と大きいです。過去には「ぴあ」も大きな取引先として掲載されています。
ホームページをみると200社以上の導入実績。そこにはみずほ証券の名はありません。導入先企業にも配慮した載せ方をしていそうです。
業績に目を向けると高い成長率で黒字化後、これから伸びそうないい状況ですね。マザーズ上場IPOらしいスペックで初値は期待できそうです。
スケジュール感もよくスペックも良いIPOということで期待したいですが、主幹事は公募株取得が困難な野村證券です。幹事団には楽天証券の名もありますし、割当数が少なくてもLINE証券からの当選も狙って申込みは続けたいですね。
もう11月中旬のIPOの新規承認の時期になっています。これから11月末や12月のラッシュに向けてどんな顔ぶれのIPOが揃うのか楽しみですね。
初値予想もお願い致します。