９月の２件目のIPOが出てきました。お盆休みシーズンになかなか良さげな案件の登場です。大和証券主幹事で業務システム系、業績もよく訪問看護と需要の拡大も望めます。中規模でこれはなんとか手にしたいところですね。
訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)がメイン事業です。ここ最近、簡易的な訪問看護ステーションはかなり増加していて裏方としてこういったシステムの需要は高く感じています。伸びしろの高そうな分野です。
想定価格は1,450円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで23億円で、東証グロース上場の中型IPOです。
核となるシステムはiBowという電子カルテシステムです。
訪問看護用の電子カルテでレセプト業務の簡素化、管理業務のシステム化を図っています。これによって不足している訪問看護の看護師が効率よく働けるようになる、働き方改革的な面もありますね。世の中の問題にシステムで対処するというのは伸びそうです。正直、私自身も世の中を見てこういったシステムが伸びそうだなと思っていました。
こういったシステムを作っているのはeWeLLだけではありませんので、重要なのはシェア拡大になるでしょう。かなり順調にシェアを伸ばしていて解約率も低く、SaaS系の伸び方をしています。
業績もかなり好調で、まだまだ期待できそう。ここ３年で市場シェアが10％を超えて、その状況で上記の業績の伸びですので、世の中の訪問看護の必要性が増すことを考えれば、まだまだ成長の余地があると思えます。
業種・業績良しで、さらに売出は多いものの吸収規模的には公募当選の期待も高まります。この雰囲気のIPOで大和証券主幹事と言えば経験上も鉄板IPOと言えるでしょう。
9月のIPOは今のところ楽しみになりそうですね。大和証券主幹事ならCONNECTも含めて狙っていきたいです。先日は三菱主幹事でauカブコム証券での当選をかなり見かけました。委託幹事を侮ってはいけませんね。続けていれば良いことあるでしょう。
初値予想もお願い致します。