新規承認ラッシュが続いていますが、1銘柄づつ顔ぶれ確認の意味で紹介しています。第一印象で一回目論見書を軽く通して読んでみて、仮条件決定後に様々な情報や地合いなども考慮してBBスタンスを考えています。

jig.jp(5244)のIPO新規上場情報

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先日のツイキャスのモイのライバルとなりそうな「ふわっち」運営のjig.jpです。ライブ配信サービスですね。福井県鯖江市に本店があります。東京に事務所置いているようですが、こうやって地方本店となっている方が個人的に存在感があって好きです。

想定価格は310円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで11.7億円で、東証グロース上場の小型IPOです。

メインはライブ配信事業「ふわっち」ですので、サービスサイトを見るのが一番わかり易いでしょう。下の画像にふわっちのリンクを貼っておきます。

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サクッとサイト開いたらイメージ湧くと思いますが、ちょっと危険性が高そうなライブチャットサイトみたいですね。上場するとなれば、この絵面は大丈夫なのか?というのが結構あります。

株クラスタにとっては、先日「岐阜暴威」さんも「ふわっち」使っていたので開いて何だこれは?と思った方も多いのではないでしょうか?

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目論見書を見ていて面白かったのがユーザー割合のグラフです。ふわっちは30~40代といったやや中年世代の利用が多いようです。ツイキャスは若い女性のキラキラ感演出が出来ていて、こちらはコテコテ感、ギトギト感が強い気がします。この強みは中年層のほうが金持ってるとアピールしていますね(笑)

誰でも無料でライブ配信できるサービスは、今後流行っていきそうです。そういう意味では毛嫌いせずに関わっておいたほうが良いかもしれませんね。

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業績です。売上高を見ても急成長を感じます。今後の成長期待が織り込まれてない価格設定(想定価格低い)と感じますので、公募株には価値がありそうです。

「ふわっち」以外の提供してきたサービスを見ていても、個人や集団がアイデアを出して簡単にトライしてみるといった感じがして、素人がやりたいことから事業を出発しているような雰囲気はベンチャー感があっていいですね。

ライブ配信事業も目新しさはなくなってきているかも知れませんが、こういった雑な雰囲気もある方がユーザーからは人気が出るかもしれません。ただ、上場となると雑なまま残しておくのは問題にもされそうなので、上場良し悪しの銘柄かもしれません。

SMBC日興証券主幹事案件です。価格安く売出枚数が多いので広く浅く当選しやすそうで小遣い案件にならないか注目しています。

jig.jp(5244)のIPO新規上場情報

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