ネット予約サービスのEPARKから調剤薬局部門の「くすりの窓口」が上場です。EPARKは本体ではなく事業を分けたところや出資会社が上場するというのを見かけるようになりました。

くすりの窓口(5592)のIPO新規上場情報

薬局や医療向けのソリューション業になりますが、一般的にはQRコードで連絡しておけば調剤薬局で待たずに薬を受け取れるサービスとして認知度が高いかも知れません。我が家も使っていて便利ですね。

想定価格は1,640円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで52.8億円で、東証グロース上場の中型IPOです。

くすりの窓口のビジョンとしては「くすり」だけでなく健康や医療情報の総合プラットフォームを目指しているようです。患者の健康情報と医療機関の情報のプラットフォーマーを目指しています。そしてどちらの方向にもITを使って利便性を提供するという仕事です。

少なくとも現状のサービスで利用者としては、薬をもらうのにスマホでQRコード読み込んで調剤薬局にデータを送り時間指定で受け取るのは便利だと思っています。あの、薬局に処方箋出して殺伐としたところで座って待っているのは居心地が悪いですね。

見えている部分以外にも「メディア事業(ここに予約サービス含む)」「卸向けのサービス」「基幹システム事業」とそれぞれでそれなりの売上高を持っています。システム代として手数料を取れるのが売上の源泉になりそうです。こういうビジネスは儲かりやすいだろうなと個人的には思っています。

問題となるのは別のプラットフォーマーとの競い合いになったときだと思うのですが、今のところEPARKのお薬手帳が有名で利便性も高く、今後利用者が増えて行ってもこちらの利用者になりそうです。

業績です。売上の伸びは良いものの利益は直近では売上の伸びに比例していません。むしろ減益傾向なのは気になるところです。コストが増大になるイメージはあまりないので調べてみると欠損金の回収可能性から資産計上が大きいようです。今後も売上の伸び、利用者の拡大、多方面への展開が鍵になりそうですね。

SBI証券から知名度も高く、話題性もあるIPOの登場です。私も利用しているのでちょっと欲しいな感が第一印象では強いですね。主幹事の傾向からすると話題性が高い銘柄は面白みがありますが、吸収金額をみると初値高騰自体はし辛いかも知れません。IPOチャレンジポイントの利用動向も気になりますが、枚数多いことで比較的低めのボーダーラインでの争いになって欲しいですね(まず無理そうですが・・・)。

くすりの窓口(5592)のIPO新規上場情報

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