SaaS系企業の登場です。大企業特化(というか大企業対応レベル)、ノーコード開発を折り込むなど企業向けクラウドソフトウェアはまだまだ人気が高いですが、他社のシステム導入ではなく自社のサービスを導入していくスタイルは注目度が高そうです。

ドリーム・アーツ(4811)のIPO新規上場情報

「SmartDB」というサービスがメインになるでしょうか?業務デジタル化クラウドサービスで、ノーコードで誰でも扱えるのが特徴的で扱いやすく支持が進んでいるようです。サービスのロゴがお茶目ですね。

想定価格は2,660円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで24.2億円で、東証グロース上場の中型IPOです。

まだまだIPOでも人気が高いクラウドソフトウェア導入サービスです。しかもSalesforceやMicrosoft Azure導入支援とかではなくて自社システムで使い勝手の良いものを、しかも大企業に導入することができるレベルということで注目度は高そうです。

目論見書を見るとカタカナ語がたくさん並んでいて、ちょっと読みづらいですね。抽象度の高い言葉も多いです。時代に追いついてない人にとっては良くわからないけど凄そうと感じます。BD(ビッグ・ドーナツ)は自社の造語らしく覚える必要はないでしょう(笑)

市場規模を書いていますが3500億程度市場規模を算出しています。大企業にターゲットを絞ってもこれほどの市場余地があるようです。

メインのサービスは「SmartDB」でクラウドサービスです。基幹システムの他、様々な業務のデジタル化、クラウド化がされている基本の仕組みを持ちながら、ノーコード開発など多くの方が使いやすく扱える仕組みを持っています。

ホームページを見ると「実績」のところで様々な大企業が利用していることが分かり支持されていることが分かります。この実績のページが増えることが信頼の証、サービスの良さの証になるでしょう。

業績です。もう30期手前になる会社ですね。クラウドソフトウェア導入サービス業(SaaS)は流行りではあるものの、IPOではもうかなりのところが上場しており新鮮味はないかもしれません。ただ、自社サービスというのは新鮮味が高いですね。多くは他社システムを導入するサポート会社が多かったです。

このところ微妙と感じるIPOが多い中では王道の期待できるIPOにはなると思います。中規模ということと10月IPOがいつもより多いことから初値は期待するほど最初から高い感じにはならないかもしれませんが、しっかりと申し込んで是非公募ゲットしたいところです。

ドリーム・アーツ(4811)のIPO新規上場情報

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