11月のIPO新規承認が出ました。この銘柄から上場日が何日から何日といった表現になっておりスケジュールに幅があります。IPOルールの変更がありましたので、動向を見ながらこのサイトでも対応していこうと思います。

ざっくりとですが、普通に行けばスケジュールで書かれている一番最短スケジュールでの上場が予定通りということになりそうです。

Japan Eyewear Holdings(5889)のIPO新規上場情報

社名が英文字3文字にしたIPOは過去の経験から危険というジンクスがありますが、ここはどうでしょうか?Japan Eyewear Holdingsってちょっと長くて大げさな名前ですね。漢字にすると「日本眼鏡持株」と6文字で済みます。

想定価格は1,700円。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券を中心とする大和証券との共同主幹事です。吸収金額が想定価格ベースで129億円で、東証スタンダード上場ではやや大型IPOです。

私は視力が良いので眼鏡にはJINSのパソコン眼鏡を試した程度で本当に疎いですが、世の中、子供の頃から眼鏡をしている人が増えているぐらい産業としては一大事業ですね。上場会社もちょっと増えすぎのような気がします。

この会社は沿革をみると分かりやすいですね。

前身はメガネと言えば鯖江から登場の「金子眼鏡」と「フォーナインズ」の眼鏡大手2社がくっついた形です。

2社のお互いの良いところを組み合わせているのが特徴でしょうか?金子眼鏡は高級クラシック、フォーナインズは高級モダンといずれも高価格帯路線です。

ちゃんと国産ブランドで眼鏡の鯖江で良いものを作っている感は共通しています。このところ比較的低価格・スポーティ・お手軽といったメガネブランドがモールなどに進出して争っていますが、ここは全く路線が違いますね。

ただ質の高い眼鏡屋系ですと、ロードサイドに経営大丈夫か?と思えるような会社多いですね。上場会社でもいくつか株価ボロボロを知っている人も多いでしょう。高級路線眼鏡屋の復活あるのか?と言われると怪しい気がしますが、私は眼鏡に疎いので、ここは業界に詳しい人等のリサーチのほうが参考になると思っています。

目論見書に成長ロードマップが書かれていますが、よくある「成長イメージ」らしい書き方していますね。メガネ屋さんでこんなに綺麗な伸び方するようには思えません。

実際の業績をみるとなかなか悪くない成長をしているように見えます。スタンダード上場で安定感と新規上場というディスカウント性を見せてくれているなら少しは?というところでしょうか?

いずれにしてもセクターは小売業で、ファンド系の売り出しが多いIPOと見られてしまうと基本的には初値向きではないIPOということになります。一方でこういった生活に密着している産業で、ファンがもし多いブランドであれば、根強い強さを出す時もあります。

私自身、眼鏡をしないので業界の状況などに詳しくないので第一印象ではなんともそういったところが確認できないので、大手の評価なども踏まえながら判断していきたいですね。

ここ最近三菱主幹事が連続していますね。
auカブコム証券 口座開設
auカブコム証券が活躍できて良いのですが、問題は初値プラスになってくれるかです。

Japan Eyewear Holdings(5889)のIPO新規上場情報

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