今年10つ目のIPO案件はジャスダック上場のパピレスです。

ボルテージから約2週空いての上場となります。

公開日  6/23
BB期間    6/7-6/11
公募価格決定   6/14
申込期間   6/16-6/21

 幹事証券会社リスト  割当率   株数 
 野村證券  85.38  115600
 みずほインベスターズ証券,  4.95  6700
 SBI証券  1.99  2700
 丸三証券  0.96  1300
 SMBC フレンド証券  0.96  1300
 岡三証券  0.96  1300
 水戸証券  0.96  1300
 コスモ証券  0.96  1300
 髙木証券  0.96  1300
 松井証券  0.96  1300
 いちよし証券  0.96  1300
 (野村ジョイ証券)

仮条件は、想定価格2,500円に対し、
2,500-2,700円と上限を上げ強気姿勢です。

今年よりBBスタンスを書くときに。
具体的に5つの項目で5段階評価で点数付けしてみます。

(あくまでも私の思い込みなので、参考程度に見てくださいね。)

1.注目度…全般的なIPOとしての注目
ボルテージの次の上場となります。
ボルテージはある程度期待されていて、パピレスも電子書籍として

やや期待感があり好感が持てます。

評価としては4にします。

2.割安性…PER,PBRなど財務情報、価格設定から
2011年、3月期の予想EPSは207.53円で
想定価格ベースで計算するとPER12.0倍程度になります。
仮条件を上げてきて上限で決まるともう少し上がります。

注目度の高いIPOですのですが、業績を見ていると
そこまで伸びていないのも現状。ただ期待されているので

あまり意識されないかもしれません。

評価は3とします。

3.規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約3.89億(想定価格ベースOA分含む)、上場市場はジャスダック。
数も公募、売り出し合わせては13.5万株ほどと少なめで

需給関係は全く問題なしです。

獲得できるかどうかにかかりそうです。

評価は5とします。

4.業種…人気化しそうな業種か?魅力があるかなど
iPad発売で現在話題の電子書籍。今後も期待のかかる産業であることには
違いありません。やはりネット系はIPOでも人気が高いです。

高評価できます。

この分野では、評価は4にしておきます。

5.評価…総合的評価や特記的事項を含める

ボルテージに続き、初値に期待がかかる銘柄です。
取りにくさがお宝級で人気も出るでしょう。
主幹事も野村證券で、あまり死角は見当たりません。
唯一、今の株式とIPOの地合が微妙なところでしょうか?
それをボルテージが払拭してくれたら、さらに高評価に変わりそうです。

総合的に評価は4としました。

全体考察
総合得点は20点で、私のBBスタンスはA評価です。

問題は数が少ないので取れるかどうかです。
しかも配分が野村證券に集中しているので、神頼みの抽選ですね。
他の幹事より、野村ジョイの方が配分があるかもしれないので
そちらにも注目です。

みずほインベもFOIの失態があるので、見逃せませんね。