本日は1銘柄の上場予定、そして2銘柄が前日値付かずでしたので持ち越し状況でした。相変わらずIPOの地合いはかなりいい状況です。

まずは、WDBココ(7079)。

初値売りで約18.7万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!

WDBココ(7079)のIPO新規上場情報

【7079】WDBココ(公募価格1,530円)

7079

初値:3,400円(公募比: +1,870円/+122.2%)
高値:3,625円
安値:3,330円
終値:3,535円
出来高:1,179,100株(公募売出総計:572,000株)

寄り付きはやはり特売り気配で始まりましたが、すぐに値が付いて3,400円スタートとなりました。これなら公募組も満足だったのではないでしょうか?その後の動きは、好調なIPO地合いの中ではどっち付かずといった値動きになっていますね。3,400~3,600円のレンジ相場を刻みました。

引けでは結局初値よりも高い3,535円ですが、活況なIPO市場では物足りなさがあったと思います。やはり注目度が持っていかれやすい状況になったでしょう。

それでも出来高は公募売出総計を2回転していますし、明日は即金明けでどちらに転ぶのか?まだ注目できそうです。

こちらはピタリ賞がでました。房州ビワ様が見事的中です!

何度かピタリ賞的中でも見ている方の的中ですね。しっかりとしたBB期間終了前の予想で「買い疲れなし」と根拠まで入れて当てていただいています。IPOの地合いの流れをしっかり読んだ的中で素晴らしいですね。


次は、AI inside(4488)。

初値売りで約90万円のプラスです。当選者の方、おめでとうございます!

AI inside(4488)のIPO新規上場情報

【4488】AI inside(公募価格3,600円)

4488

初値:12,600円(公募比: +9,000円/+250.0%)
高値:15,250円
安値:12,600円
終値:14,900円
出来高:885,800株(公募売出総計:500,000株)

1撃100万級の結果がこの好調12月IPOで出てきました!初値は1枚あたり90万円プラスとなる12,600円。すぐに値を伸ばして15,000円到達です。指値で1枚あたり100万プラスで売っていても利確できました!

IPOバブル参りました!としか言えませんね。2018年とは大きく様相の変わった2019年12月のIPO相場になりました。今日も直近IPOの動きも悪くなく、IPO触っている人はほぼみんなプラスになっていてもおかしくないぐらいの12月IPO相場だったと思います。

野村證券主幹事のIPOはこういった高騰IPOに対しては冷やし玉を用意してあまり過激に上げさせないイメージがあるのですが、今のIPOバブル状態ではそういったことも無用な考えかもしれません。

初値が安値の初日の結果ですのでセカンダリーで突撃した人も、値ガサなリスクを取った分のリターンが得られた印象です。

こちらはピタリ賞がでませんでした。

最高予想で10,080円でしたので、読者予想の全てを上回った結果でした。騰落率では3.5倍で2019年では3位の結果です。これは予想は難しかったかもしれません。


【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

以上、2銘柄の結果でした。

さらに本日値が付かなかったスポーツフィールド(7080)の状況です。

スポーツフィールド(7080)のIPO新規上場情報

7080_day1

最終気配6,280円で約1.74倍の買い越しとなっています。

場中の合致点は7,000円辺りでしたので、即金となる明日でも1銘柄の値付けを残すのみとなりましたので、やはり7,000円あたりで値が付きそうです。

いずれにしても2019年の12月のIPOは大活況のまま幕を閉じそうですね。本日は2020年のIPO新規承認も出てきました。この勢いを保ったまま2020年も行けるのかは分かりませんが、少なくとも終わりが良かったことで、2019年の年末年始は気持ちよく過ごせるのではないでしょうか?