本日は2社同時上場予定+前日1社となりましたが、3社の銘柄が全て初値がつきました。今週のIPOは弱い状態が続いたため、やっと終わったかぐらいの気持ちかもしれません。結局最後まで盛り上がりに欠けましたね。

こういう時は静かにしておくのが一番でしょうか?

まずは2日目持ち越しのベイシス(4068)から。

初値売りで約31.6万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。

ベイシス(4068)のIPO新規上場情報

【ベイシス(4068)】(公募価格2,040円)

4068

初値:5,200円(公募比: +3,160円/+154.9%)
高値:6,200円
安値:4,715円
終値:6,030円
出来高:819,400株(公募売出総計:349,000株)

2日目値付けとなったベイシスは初値で5,000円超えと今のIPO相場ではかなり強めの決着となりました。その後は5,000円を割れて他のIPOと同じく弱いかと感じられましたが、やはり強いものはより強くで後場に一気に盛り上がりストップ高の瞬間もありましたね。

盛り上がったように見えて出来高は公募売出総計を2回転とちょっとです。即金規制の影響もあるかもしれませんが、来週は再び上場一社と即金規制明けの2点で株価の動きにどう影響するかですね。強い初値はより強くになるでしょうか?

6月IPOは最終日まで連日続きます。やはり今回は後半に固まりすぎたような気もしますし、例年に比べると随分と盛り上がりには欠けていると思います。なんというか白けムードを感じます。

こちらはピタリ賞がでました。晋三君様が見事的中!なんと1つ目の投稿です!

いろいろ予想があったけど、結局最初に投稿した人が的中は凄いですね。個人的には早く的中させたボーナスアマゾンギフト券をあげたいぐらいです。今後のアマゾンギフト券送付作業のときに考えたいと思います。


次に日本電解(5759)。

初値売りでプラスマイナス0です。いわゆる手数料負けの結果ですね。

日本電解(5759)のIPO新規上場情報

【日本電解(5759)】(公募価格1,900円)

5759

初値:1,900円(公募比: 0円/0.0%)
高値:1,986円
安値:1,810円
終値:1,967円
出来高:4,201,800株(公募売出総計:6,335,700株)

日本電解の初値公募同値は頑張った結果かもしれません。今のIPO地合いだと絶対公募割れぐらいの雰囲気はありました。初値が付いた後は一気に急落しましたが、引受価格まで下がることなく反転しました。引けにかけても伸びを見せて終値は初値より高い位置です。

一方で出来高を見てみると公募売出総計に未達ですので。正直、買いがたくさん入った雰囲気はなくたまたま売買閑散で公開価格付近でもみ合っていると言えそうです。どちらに動くのかは検討も付きませんね。

固そうな企業名で東証マザーズ上場なら、リスク限定的と見て買いに回っている人もいるのでしょうか?いかにも東証2部上場銘柄みたいな案件です。

こちらはピタリ賞がでました。2名の方が的中しています。

結局初値同値ということで公募参加はパスで正解ということでD評価はまぁ、良かったかもしれません。初日に意外と健闘はIPOの無きにしもあらずの状況ですので、こういう結果もあるよねぐらいで受け止めています。個人的にはナイトメアベッドがこうであって欲しかったですが・・・。あちらが東証2部案件なんですがね・・・。


3つ目にステムセル研究所(7096)。

初値売りで約20.3万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。

ステムセル研究所(7096)のIPO新規上場情報

【ステムセル研究所(7096)】(公募価格2,800円)

7096

初値:4,830円(公募比: +2,030円/+72.5%)
高値:4,845円
安値:4,130円
終値:4,130円
出来高:1,826,900株(公募売出総計:830,800株)

ステムセルの初値は午前中に値がついて5,000円に到達しませんでした。予想よりも弱かったなというのが正直なところです。また弱きものは追わずで初値後に急落、後場はストップ安張り付きの憂き目にあっています。

IPOのセカンダリーは難しいところで、期待していた銘柄が予想より弱いときにスケベ買いするとハマることが多いですね。逆に高すぎて買えないよ~状況に勇気を出せば更に高騰なんてことも多く、やはりハイリスクハイリターンを象徴するような取引です。

ステムセルの主幹事は野村證券でした。このところの連続公募割れをやっと回避しましたが、今度は初値後急落ストップ安というあまり見栄えの宜しくないことを連発していますね。どうしたんでしょうかね?

こちらはピタリ賞がでませんでした。

読者予想は平均で6,000円程度と弱いIPO相場の中でも事業的に期待感はあったと思います。ただ、今のIPO環境で初値がいまいちだとあまり乗り気に追いかける人はいなさそうですね。連続して厳しい結果が続きすぎていて、地合いと言うか雰囲気を打破する状況ではなさそうです。


3社の初値レポートをしましたが、結局週末まで一回もIPO盛り上がったという雰囲気がありませんでした。上場ラッシュに入る前から案外弱い初値やセカンダリーが続いてしまっているので、この弱気の波の谷は結構深そうです。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

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IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

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