インバウンドプラットフォーム(5587)の初値結果です。初値結果は予想よりも弱めの結果、そして初日の動きも一日をかけてみると弱い動きになったと言えるでしょうか?IPO自体にちょっと元気なさを感じますね。
初値売りで約7万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
⇒インバウンドプラットフォーム(5587)のIPO新規上場情報
【インバウンドプラットフォーム(5587)】(公募価格1,850円)
初値:2,551円(公募比: +701円/+37.9%)
高値:2,980円
安値:2,294円
終値:2,388円
出来高:5,534,300株(公募売出総計:816,000株)
初値は2,551円。初値売で1枚あたり7万円プラスですので、B級評価レベルではそこそこ妥当かもしれません。2023年は4月ぐらいにかけてIPOが絶好調というイメージが付きましたので、そのイメージを引きずっていると、もっと伸びて欲しいと感じる部分もありますが、そこは冷静に見ていきたいですね。この結果を持って、少しIPOは強気から弱気もしくは中立ぐらいまで地合いが落ちていると言っていいでしょう。9月の後半の微妙銘柄も不安なものがいくつかありますね。
早速、バイオ銘柄のChordia Therapeutics(4895)が上場中止となったりと色々ありそうです。
初日の出来高は公募売出総計を7回転弱していますので、スケジュールが空いたIPOとして注目されて売買はあったと思います。そんな中、初値より下げて終値となっているのは残念なところです。次のIPOは公募割れが続いているファンドのイグジット案件の登場です。不安は増すばかりかも知れませんね。
SBI証券主幹事ということでIPOチャレンジポイントのポイント価値計算もしておきます。500P、200株セット配分が分かりやすいので計算すると14万200円÷500=280.4となります。1P280円程度、一昔に比べると数字が低いですが、ポイントインフレ化は進んでいますので、15万程度手に入ったことを喜んだほうが良いかも知れません。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のツイッターでは初値速報を流しています。
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今回はニアピン賞がでました。バイオレット様が2,550円でニアピン的中です。
読者予想の平均値はSBI証券主幹事の時は注目度が上がってしまいどうしても高く出る傾向があります。実際の初値は注目度や活況度によって大きくブレるので、判断が難しいですが、今回は予想側が盛り上がりすぎという結果でした。私もスケジュール感からするとオーバーシュート気味の初値を予想しましたが、しっかり外した気がします。
IPOの初値予想は難しいですが予想しておくことで、思惑を外してもそんなものだと冷静に考えることが出来るのでオススメです。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。