楽天証券では今まで投資信託にしかポイントが使えませんでしたが、2019年10月28日から株式の購入にも楽天スーパーポイントが使えるようになったようです。

rakutenpoint_kabu

楽天商圏でいろいろ経済活動をして楽天スーパーポイントがたくさん貯まる人にとってはかなり朗報と言えるでしょう!

私も楽天証券で投資信託を楽天カードからクレジット決済で投資信託の積立を行っており、ちょうど1年程度経って下記の方法で6,000Pぐらい貯まっています。他にも楽天ポイントは色々貯まる手段があるので、なかなかポイントは豊富にあります。

楽天証券で楽天カードのクレジット決済で投資信託の積立可能に!もちろんポイントが貯まる!

上記では値動きの小さい「日本債券連動のインデックスファンド」を買ってすぐ売ればポイントの還元分だけ結構簡単に取れてしまうという手法です。

なお、楽天スーパーポイントの利用としては3つポイントが有り

  • 楽天スーパーポイントを国内株式(現物取引)の購入代金と手数料に利用できます。
  • NISA口座でのお取引や、PTS夜間取引にも対応しています。
  • 一度設定するだけで、取引の都度設定手続きをする必要はありません。

また手続きもいくつかあります。「楽天スーパーポイントコース」は皆さん設定している人は多いでしょう。問題はポイントの利用方法の設定でしょうか?

株購入時に使いたいポイントを入力するのではなく、予め設定して使うことができます。利用方法は3種類で「すべての利用可能ポイントを使う」「毎日の利用上限ポイント:XXXポイント使う」「毎月の利用上限ポイント:XXXポイント使う」です。

ポイント利用の最大上限は月50万ポイントまでですね。これは他の楽天グループでの利用も含むことになります。月に50万ポイント以上貯まる人も稀だと思います(数千万使う必要)が、ポイントが株になるなら、サクサク使っていく人が増えるかも知れません。

また、期間限定ポイントは利用不可のポイントとしていますので、有効期限の近いポイント消化に利用しようと思っている方にとっては使い勝手は悪いでしょう。

あとは対象注文が「国内株式 現物取引の買い注文」だけですので、大口優遇で信用取引手数料0円の方は信用買いからの現引きのほうが手数料が安いということで、わざわざポイントを使うのは躊躇するかも知れません。

この辺りは人それぞれの都合によると思いますが、楽天スーパーポイントとというポイントの大御所で株が買えるようになったのはポイント投資の大きな進化と言えます。

SBIネオモバイル証券はTポイントで株が買える証券会社として注目を集めましたが、SBI対楽天の構図がポイント投資でもバチバチ仕出し始めましたね。

Paypayあたりのキャッシュレス決済手段の残高で株が買えるようになるのもそう遠くないと感じています。SBI証券もTポイントで投資信託が買えるようになりましたが、期待したいのはPaypay利用で株が買えるサービスを始めればインパクトがでかいでしょう。

現金以外の価値が本当に上がってきていますね。ポイント投資という名前が出て長いですが、そろそろ本格的にポイント=円といった時代が来そうです。