近頃良く目にするようになった「次世代金融情報アプリmoomoo」、提供しているのはmoomoo証券というところで聞いたこともない証券会社が、いきなり海外株のアプリを流行らせようとしているということで怪しいのではないか?の声も聞かれます。私もパッと目についた時は、良くわからない怪しいアプリかも知れないと思ったので、調べたことを紹介できればと思います。

moomoo証券ではアプリを通して投資情報の発信や分析を行っています。取り扱っているのは米国株・日本株の分析で取引は行えません。moomooアプリを運営しているmoomoo証券は米国のNASDAQ上場企業「Futu Holdings Limited」のグループ企業となっています。日本に来る際にはもともとあった「ひびき証券」というところが社名変更する形で生まれたようです。

その社名変更が2022年9月ということで、日本では全然聞いたことがない為、怪しく感じるのも当然かも知れません。

moomoo証券(Web登録) moomoo証券(アプリダウンロード登録、スマホから)

ブラウザからとスマホからでは登録先リンクが異なります。なお、利用は無料です。

moomoo証券(ムームー証券)の概要

moomooのホームページには会社概要が載っています。

社名 moomoo証券株式会社
Moomoo Securities Japan Co., Ltd.
設立 大正9年4月
資本金(資本準備金含む) 56億2千5百万円(令和4年9月時点)
本店住所 東京都渋谷区渋谷1丁目2-5 MFPR渋谷ビル11階
代表者 代表取締役社長 伊澤 フランシスコ
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 3335 号
第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
取引所資格 東京証券取引所 総合取引参加者
大阪取引所 先物取引等取引参加者
投資者保護 日本投資者保護基金

前身がひびき証券ということで設立が大正9年4月と古いですね。こちらよりもNASDAQ上場企業「Futu Holdings Limited」のグループ会社ということでそちらもチェックしておきましょう。

Futu Holdings Limitedは香港に本社を持つ会社です。中国語では富途控股。富途証券のホームページをみると同じようにアプリで情報提供しているフィンテックサービスです。社長は元テンセントのようですね。ナスダックには2019年に上場しています。これまで香港、アメリカ、シンガポール、オーストラリアなど欧州以外の金融市場に進出してきているようですが、いよいよ日本にも進出して来たというサービスのようです。

また社長となっている「伊澤 フランシスコ」さんの経歴も見ておきましょう。かなりの経歴を持っていて、これが安心感を加速させるというか、このアプリに興味を持たせます。

伊澤 フランシスコさんの経歴

慶応義塾大学法学部を卒業後、ソシエテ・ジェネラル証券やリーマン・ブラザーズ証券などの大手外資系証券会社のトレーディング部門で株式およびデリバティブ取引の経験を積んだのち、オンライン証券ビジネスに転身。SBI証券のマーケティング部長サクソバンク証券社長を経て、現在moomoo証券代表取締役社長を務める。

大手証券業界で社長歴任などかなり信頼できると同時に、金融市場のプロと個人の情報量の差を痛いほど知っている人が、プロの情報をもっと個人に一般的に分かりやすく広げたいという思いがあるのでしょう。こうして一般の投資家の金融教育を高めて、もっと市場に参加して欲しいという戦略なのかも知れません(参加者が増えれば盛り上がりますので、結局、金融市場の利益になる)。

最初に怪しいと書きましたが、怪しいのではなくて先進なアイテムなので情報がなく分からないが正しいですね。色々調べていると、先にこういった情報に接しておいたほうが良いのでは?と感じるようになりました。何か面白い投資戦略が練れるかも知れません。

次世代金融情報アプリmoomooで何が出来るの?

moomoo証券は証券会社として登録していますが、現在のところ証券口座を用いた株取引は出来ないようです。いずれ出来るようになるかも知れませんが、今のところは世界的に使われている情報サービスが日本上陸したという事になっています。

2023年次点で、利用者数は世界で約2000万人という結構大きなサービスです。日本でも多くの方に使ってもらおうと上陸以降アピールに頑張っている印象です。

現時点では概ね以下の分析ができるようです

  • 米国トレーダーの現地の声を自動翻訳で素早くお知らせ
  • 日本人投資家の重要指標などの解説配信など
  • 株価のテクニカル分析(シグナルなど見やすい)
  • 空売りデータなど、大口投資家の動き

Web登録は「電話番号を用いたSMS認証か」「メールアドレスとパスワード」で可能です。電話番号を登録するのは気が引けるという方もメールアドレスの登録だけで済むなら現在無料ですし、気軽に試してみると良いでしょう。

moomoo証券(Web登録)から新規登録が可能です。新規登録しようとすると下記のような画像が出てきます。

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最初に電話番号が聞かれますが、電話番号の登録は気が引けるというかたは「メールでサインアップ」も出来ます。SMS認証の方が手軽ではありますが、メールアドレスの方がフリーメールなど使えるので情報的には安心感があります。

moomoo証券(ムームー証券)の今後

現在はデモ口座という形で仮想の資金で取引を楽しむことが出来ます。moomoo証券は金融庁登録の証券会社であり、いずれは米国株・日本株の取引も可能になるのではないでしょうか?実際の取引をする場合は、口座開設手続きとしてもっと詳しくエントリーする必要が出てくると思います。それまでは、口座開設の必要はなく手軽にアプリの機能を利用することが可能です。

なお、2024年度中に日本で100万人のユーザーに使ってもらうことが目標として挙げられています。

通常の証券会社は口座開設をしてから証券会社が用意するアプリやツールなどを利用できますが、moomoo証券はまずは無料でアプリやツールを体験して貰って、直接取り引きを希望なら証券口座を開設してくださいと逆のアプローチになっています。このあたりは新世代感があって面白いところだと思います。このアプローチの違いで今もネット証券では米国株取引などアピールしていますが、こちらの方が何かいいアイデアが浮かんでから取引に進めるということで実際に取引するユーザーが増えるかも知れません。

moomoo証券(Web登録) moomoo証券(アプリダウンロード登録、スマホから)

まだまだ出てきたばかりのサービスなので、私の方でも使ってみたり調べたりして情報を追記できればと思います。まずはお試しですね。

アプリのダウンロードは上記QRコードを読みとってインストールも可能です。