2017年も4月になっていますが、ようやく2016年の株主優待クロス戦績もまとまってきたので結果検証をしたいと思います。株主優待は権利月からだいたい2ヶ月後ぐらいに優待品が貰えますが、選択制のものや季節物を考慮すると前年度のものが確定するのにこの時期になりますね。

優待クロス取引は優待商品を貰うまでが投資だと思っています!

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株主優待戦績

2016年の総合的な得した金額は27万程度でした。2015年が40万弱でしたので随分と成績が落ちているようにみえるかもしれませんが、長く株主優待をやっているとそろそろ要らないと感じるものも増えてくるので、無理な取引はしないようになっています。

またクロスしないで現物で優待を取ったりしている場合は戦績に入れていませんし、あまりにも高投資でないと取れないものも入れていません。戦績はあくまでも初心者の方がこの作戦でどの程度プラスになるのか感触を味わって欲しいため載せています。その為、逆日歩や手数料などまで細かく引いた後の結果です。

2016年の株主優待の結果検証

一覧を眺めていて、まずは失敗クロスを見ていきましょう。失敗クロスは注文ミスや高い優待になってしまったものなどです。

ヒューリック(3003)の銘柄情報

今まで何度も取っているヒューリック優待なのですが、今回は300株必要なのに100株クロスして優待が貰えませんでした。こういった凡ミスはなるべく株主優待データをしっかり調整して起きないようにしたいですね。

ワッツ(2735)の銘柄情報

ワッツは100均優待ですが逆日歩が高く損失となりました。しかも100均グッズなので使えないものも入っています。今回は何が来るのかホームページに載せたいのと、長期優遇へむけたとりあえず取りでした。被害は少ないので良しとします。

ドトール・日レスホールディングス(3087)の銘柄情報

積水ハウス(1928)の銘柄情報

飲食系などで高い米、高い金券などを捕まえた銘柄もあります。これらは前兆が本当に分かりにくく、やや大丈夫だろうと行ったら失敗します。こういった銘柄は例年何銘柄か遭遇するのですが、課題としては一般信用でも取得可能です。

でもなんでも一般信用で取っていると手数料の面で結局最終収支が厳しくなることも予測され、うまく使い分けることが大切だと思っています。

証券会社(松井・カブドットコム・SBI・楽天・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

一般信用売建サービスは大手ネット証券が揃えてきており、激戦になってきています。激戦になればお互いにサービスコストがあるので利用して欲しいとのことで、手数料などの面で引き下げも今後出てくるかもしれません。日証金が頑張らないと制度信用イラネ!なんて言われかねないので逆日歩テーブルなどの改変などないか?信用取引の制度やサービス状況は今後も追いかけたいですね。


株主優待戦績

当方の戦績ページはリストの昇順切り替えが出来るので差益で見ると割のいい銘柄などもチェックできます。成功側では、ゴルフ優待ややはり飲食で高額優待系が魅力的です。

人気が出ると嫌なのでこっそり書きますが、使う人が限定されそうで高額優待品がお得度が増しますね。ただ、昨年度最高だったアコーディア・ゴルフなどは株主優待はなくなります。株主優待の情報も随時入れ替わりが激しくなっています。

最近良く見られるのが、クロス対策というか一見様お断りの長期優遇です。今後も株主優待クロス取引の認知度が上がるに連れ、企業側も優待制度の見直しなど出てきそうです。

私達としては単純クロスだけでなく、現物も取ってみたり端株で対応してみたり、いろいろと変化に応じて動いていくことが求められます。