毎年この時期に行っている翌年度の株主優待カレンダーの更新ですが、2019年度分を現在調整しています。

株主優待日程リスト・逆日歩併記

上記ページでは2019年になれば表示されるようになっています。それまでに間違いなどないか確認したいですが、来年は少しややこしいです。

2019yutaical

来年は優待取りでは気にしなければならないトピックが2つありますね。

  • 2019年のGWは10連休

1つ目は噂にもなっているゴールデンウィークの10連休ですね。株式市場も10日連続で休むの?と疑問でしたが、

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東証のニュースでも休業日とするとリリースされています。まるまる1週間以上休みになることで権利取りの逆日歩日数は11日と、かつて無いほど大きくなっています。4月末は注意ですね。

正直10連休は年末年始以上の休みでかなり大きなイベントとも言えます。このあたりの相場の動きにも注意したいですし、ちょっとイベントを狙ってみてもいいかもしれません。

弱小な個人投資家目線で見ると、長期休暇の手仕舞い売りを狙った買いでしょうか?その手仕舞い売りが来る前に売っておくという作戦もいいですね。

  • 株式等の決済期間短縮化(T+2化)実施

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優待クロス取引においては決済期間短縮化は大きな変化です。まずは単純に優待権利付き最終日が1営業日後ろにずれるを考えればいいでしょう。

上記の一覧表で見れば1月末と7月末で比較するとわかりやすいかもしれません。1月は28日なのに7月は29日になっています。今見てて思ったのですが、上記一覧表に曜日を加えたほうが分かりやすいですね。2019年までに訂正しておきたいと思います。

後、今回は上記内容の他に「一般信用売建争奪スタート日(SBI,楽天、カブドットコム、GMOクリック証券)」もデータ的には入れてみました。後ほど表示方法も考えたいと思っています。

証券会社(松井・カブドットコム・SBI・楽天・GMOクリック証券・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

かなり一般信用売建の争奪戦が過熱していますので、この情報は必要になるのかなと思っています。さらに、まだ金利手数料とかを詳しく考えていないで、いつのまにか争奪戦に参加して金利を取られてあまり得していないことに気づいていない人も多そうですので、取引日によって、どの程度の金利コストが掛かっているのかも素早く表示できるような仕組みを考えています。

年々、株主優待クロス取引ことつなぎ売り手法は参加者が増えて、状況が激しくなっていますね。証券会社も売りにしている手法になってきているので仕方のないことですが、個人的にはもっと多くの証券会社が競って、争奪戦が解消されてほしいです。

個人的には松井証券が逆襲でもっと頑張って欲しいです。直前で売り禁になっていることが多すぎです。優待取りでカタログギフトプレゼントで釣るよりはサービス改善して顧客を取り戻して欲しいですね。

松井証券はもともと一般信用売建で強みがあった証券会社なので、どこかで面白い新サービスを展開すると思っています。