昨今の株主優待クロス取引の一般信用残数の推移からクロスコスト計算の需要が高まっています。早取りが進み、ある程度売建保有の金利分を考えた取引が不可欠な状況です。

また取引する人が増えたのか?不安定な状況で在庫安定供給が難しいのか?最近は楽天証券などでは優待権利直前になっての在庫余りが殆どありません。そこで、複数の証券会社での利用状況とコスト計算を考えつつ取得していくのが理想となりました。

証券会社9社(松井・auカブコム・SBI・楽天・GMOクリック・SMBC日興・マネックス・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

当方は一般信用売建残数も状況をチェックしています。

楽天証券の在庫状況が厳しいことから緩やかに取得したい人にとっては松井証券GMOクリック証券を使う頻度も高まりつつあるように感じます。

松井証券に関しては取引手数料の高さがネックになると感じますが、手数料体系を見ると上手に使えば強力な有力証券です。

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松井証券の特徴的なところは手数料体系が現物・信用込みのBOX体系となっているところです。また1日50万までは0円というのも有効利用したいですね。

今回、クロスコスト計算のページに松井証券で買いを一日信用→現引した場合の手数料計算も加えました。一日信用の取引手数料は0円で約定代金はBOX手数料から別枠ですので、そこも活用すれば手数料削減ができます。

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クリエイトSDホールディングス(3148)のクロスコスト計算情報

例えばですが、上記は5月末ドラッグストア優待のクリエイトSDです。計算時の株価は3200円程度。1約定で約32万となります。

この状況ですと松井証券では買いは一日信用買いで現引きすると、売り分の手数料はBOX手数料で0円に収まることから一日信用を使ったほうが断然安いです。松井証券で優待クロスをする場合は殆どの場合がこの現象になります。

ただし25万以下なら現物利用でもBOX50万以下なので金利手数料の微々たる分ですが、現物買いのほうが安いです。

少なくとも松井証券で株主優待クロス取引をする場合は「一日信用買い→現引」を知っておきたいのが1点目です。

もう一つは毎日50万の0円手数料枠がある感覚です。昨今は早めに取らないと他の証券会社で在庫がなくなることが多く、一般信用売が無期限の松井証券なら早めに確保できます。しかも50万以内に抑えれば取引手数料面でも、他社の0円に引けを取らない計算になります。

上記、クリエイトSDでも悪くないコスト計算結果になっています。

松井証券

松井証券が一般信用売建在庫が最近余っていることが多いので、余り教えたくはないのですが緩やかに優待銘柄をキープしたい人は活用しておきたい証券会社です。

ついでというと失礼ですが、クロスコスト計算でGMOクリック証券では株主優待の手数料キャッシュバックを考慮した場合の手数料計算も入れました。金利分などは優待キャッシュバック対象外ですので取引手数料分だけ引いた場合になっています。

GMOクリック証券も在庫が余裕がある銘柄がたまに出るので、そういうときにGMOクリック証券の手数料キャッシュバックを活用したいですね。

証券会社9社(松井・auカブコム・SBI・楽天・GMOクリック・SMBC日興・マネックス・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

株主優待クロス取引は複数証券会社をしっかり使い分ける必要が出てきています。証券会社をまたいだクロス取引をすることでさらにコスト削減が可能な場合もありますが、正直なところやることも増えて計算がよる複雑になります。

慣れてないと誤発注のリスクも高まりますので、個人的には慣れるまでは推奨できないと言う考えです。多くの方が緩やかに参戦して、多くの方が得できるような状況になればと願っています。