2019年の大晦日ということで振り返り記事と書いてみたいと思います。
2019年は2020年のオリンピックの前年ということで、経済面で見るとピークを迎えて下がるのではないか?という考えの人が多かったかも知れません。
しかしながら日経平均の1年チャートをみても年初の20,000円割れの状態から24,000円超えを後半になって達成するなど、概ね右肩上がりの状態でした。
一般的に考えてオリンピックに向けては盛り上がりますが、株価などはその前に下がってしまうことが多いので慎重な投資家は、ノリノリの年でも取り逃した人も多いかも知れません。
10年チャートを見てもリーマン・ショック以降は綺麗な右肩上がり状態となっていて投資に参加している殆どの人は儲かっている状態なのではないかと思っています。いわゆるイージーモードがずっと続いている印象です。
私は慎重派なので、こういった相場には乗り切れないので、今後も絶対厳しい時は来ると身構えるスタンスは崩さないようにと思っています。慎重になっていた人が過剰投資し始めたときが怖いですね。世界の株価比較をすると日本の成長はかなり低いというのがグラフで示されたりして「まだ日本割安」なんて考えることも出来ます。
まぁ、景気が良くなるか?悪くなるか?株価が上がるか?下がるか?なんてものは予想しても当たらないと考えています(考えるのは面白いですが)ので、どうな相場が来ても死なずに楽しくプラスにできるような取引を今後も楽しんでいきたいと思っています。
このサイトで紹介している「IPO・株主優待・立会外分売」の2019年の戦績を少し紹介します。
IPO
IPO(新規公開株)抽選配分当選履歴とIPO初値売り投資戦績
抽選結果があまり奮わなかった2019年のIPOです。年間通して100万も行かない結果でした。やはり当選しにくさが感じられます。当選しにくい状態は変わらず、初値が奮わないという結果にもなっていますので、公募当選初値売りスタイルにとっては厳しい時期ですね。
なお、あまり表では紹介しませんが、今年はセカンダリーでそこそこ儲かることが出来ました。セカンダリーの方法は色々あって紹介してもパターンが当たったり外れたりするので、あまり表に出すと外れて不快に思って批判が来るのも嫌なので紹介しません。
ただ、言えるのはIPOのセカンダリーはハイリスク・ハイリターンですので損切り・利確などしっかりしておきたいですね。特にちょっとでも予想とずれたら損切りできるように、また無理にロットを増やさないことをオススメします。
株主優待
2019年は40万以上のお得になりそうです。これはクロス取引1口座の結果しか紹介していませんので、やはり簡単に1ヶ月の給与分ぐらいは毎年稼げるのではないでしょうか?私は気軽派ですので、無理しないと取れないものは参加していません。
19時での連打争奪戦。フライングクロスといった一般信用残数の取り合いには参加しないようにしています。ただ、プログラム上はそういったことができるぐらいはスクリプトが作れますので、多分そのような戦場はスクリプト流している人もたくさんいそうです。
2019年はちょっと無理して外食優待も取ってみましたが、やはりあまり家族で外食しないので抑えめに今後は行きたいです。外食は「糖質」「塩分」が濃すぎて健康を害する食事も多く、無理に優待消化で外食すると逆にQOLが落ちるのではないかと考えています。
今後もQOLを上がるものになっているか?を意識して株主優待生活を楽しみたいです。
2019年は株主優待クロス取引の変化は多かったです。
特にSMBC日興証券の一般信用売建参入はインパクトが大きく、一般信用売建の早期取得化に繋がったと思います。今後も証券会社のサービスの変化には注意をはらいたいです。
2020年は「信用取引手数料無料化」の動向が気になりますね。
立会外分売
立会外分売もIPOと同様に2019年はやや当たりにくくなっていると感じている人も多いかも知れません。私は粛々と戦績ぐらいしか載せていませんが、分売を主戦にする人も増えてきているぐらいです。
一番マイルドなイベント投資法として確立もしやすいですね。鞍替えなどもセットで起きることが多いので、やはりイベント投資の一つとして捉えることもできるでしょう。
年間を通して延べで約20万ぐらいプラスになっていれば御の字です。上記は全て始値で売っている場合です。私は指値で売り注文を出して、たまに始値よりも高く売れたりしていますので、もうすこし利益を出せていると思います。
売りでヘッジしたり、売りで儲けることも需給面を見ているとできると感じる人も多いと思います。ただ、これらに関しても結局人口が増えて需給面が変われば難しくなるので注意してください。
いずれにしても2019年は結構儲けやすい年だったのではないかと思っています。
これといった青ざめる人が多そうな急落もなく、ちょっと下げたら買い場みたいな展開だらけでした。投資をしている人の殆どはロング(買い)で入っている人でしょうから、2020年はオリンピックイヤーでどうなるかですね。
消費税増税でも落ちなかったし、オリンピックが終わっても、警戒感強すぎただけで落ちない相場も考えられますが、そんなに甘くないと引き締めていきたいです。