最近、当方のサイトでは株式投資型クラウドファンディング(ECF/Equity Crowdfunding)に関する記事が増えてきていると思います。また、過去の案件情報を整理して情報公開、また案件分析に使えるような何かが掴めないかまとめたりもしています。
【株式投資型クラウドファンディング一覧表】調達規模、プレバリュー、評価、その後の動きなどのチェックに
株式投資型クラウドファンディングの案件をまとめるようになったのは、自分でしっかりと情報を残しておかないと不成立になった案件などは情報が消されたりするからだったり、成立案件でも、成立後の動きが連動してチェックできるようにしておけば、今後の案件対象として魅力ある部分はどこなのか?の解決になると思ったからです。
現時点で株式投資型クラウドファンディングの案件評価というのは非常に難しく、何が当たりなのか?というのは簡単に評価できないと思っています。それでも当たりの案件を引くという努力は継続して行いたいところです。
株式投資型クラウドファンディングはまだまだ新しい制度で、投資すると流動性がまったくなくなり長期間売却できない(現金化出来ない)リスクを負うことになります。正直、かなりハイリスク・ハイリターンな部類になる投資方法で、初心者向けの投資法ではないと思っています。
でもエンジェル投資の民主化の流れは、避けられない大きな流れなような気もしていて、このような大きな流れには「なるべく早く参加しておいたほうが、先行者利益的なものを受けれる(投資家登録キャンペーンや人気必至の案件に参加できるなど)」という考えもあり、積極的に紹介したり、自分自身でも投資するようになりました。
特にIPOファンの方には分かりやすく「未来のIPO株を持てる可能性」「IPOでうまく手にした資金をエンジェル投資に」といった観点から投資すれば、ハイリスク・ハイリターンな株式投資型クラウドファンディングも受け入れやすいのではないか?と考えています。
株式投資型クラウドファンディング(ECF/Equity Crowdfunding)の魅力の1つは、10~100倍といった大きなリターンになる可能性に投資ができることが一つでしょう。IPOでも最近はテンバガーなど出たりしていますが、そんなIPOを公募入手するのは難しく、またセカンダリー参戦もハイリスク・ハイリターンで、緊迫したタイミングも必要になります。
投資においてビックリするような大きなリターンを手にするというのはステージを大きく変える可能性を秘めています。10万円投資で1000万返ってくると、かなり楽な投資態勢環境というのは想像できるでしょう。
私ごとですが、競馬が好きなこともあって「一口馬主」で競走馬出資をしていますが、株式投資型クラウドファンディングとちょっと似ている部分もあります。投資するときは正直割に合わないかもしれないというのと、未来の名馬を期待して参加しています。競走馬は思っている以上に1勝するのも大変(デビューするのも大変)なところに購入時1頭数千万~億レベルの馬もいます。
そんな中、私はデアリングタクトという馬に出資できたという幸運に恵まれました。競馬ファンなら今話題の馬です。1760万で募集された馬が既に3億弱のお金を稼いでいます。15倍以上のリターンです。63年ぶり史上2頭目の無敗牝馬2冠という快挙を達成して、史上初の無敗牝馬三冠を目指しています。
正直、これ以上の競走馬にこれから出資することがあるのか?ぐらいの当たり馬を引いたわけですが、競馬が好きでこういった馬の共同馬主でもオーナーという立場になれたのは、人生において一二を争うような出来事です。
そういった感動を株式投資型クラウドファンディングでも味わえる可能性もあるのでは?と思っています。まだ始まったばかりでIPOした企業も出ていないからこそ話題になっていない、IPOが出たり人気になってしまうと、より不利な戦いになるのなら魅力を感じているならしっかり選別して早めに参加しておきたいという想いで、最近記事が増えていたり、全案件をIPOのようにまとめたりしている由縁です。
個人投資家が持っておきたい株式投資型クラウドファンディング業者の特徴と感想を随時更新
全案件をまとめながら各サービス業者の癖やメリット・デメリットみたいなものも考察しています。デアリングタクトのような出世(IPO?)を果たすような起業に投資できていれば、満足感も高いと思います。もちろん、それに伴うリターンも大切ですが、ベンチャー企業のやっていることを学ぶというのも面白い経験です。
今後も株式投資型クラウドファンディング(ECF/Equity Crowdfunding)に関する話題もしっかり提供できればと思っています。
“株式投資型クラウドファンディング(ECF)に期待する想いと考え” への1件のフィードバック