コインチェックからIEO2号案件が発表されました。国内のIEOとしては3例目になります。過去2回のIEOはとりあえず紹介と参加はしてきましたので、それを踏まえて今回はどうするの?という質問を頂いていますので紹介します。

ieo_fnct

まずは「FNCT(フィナンシェトークン)」の概要についてです。

コインチェック

とりあえずコインチェックの口座がないと参加すらできませんので、口座は持っておきましょう。

フィナンシェトークン販売概要

1. 発⾏者 ︓株式会社フィナンシェ
2. 発⾏トークン ︓フィナンシェトークン(FNCT)
3. 総発⾏枚数 ︓20,000,000,000枚
4. 販売総数 ︓2,600,000,000枚(総発⾏枚数の13%)
5. 販売総額 ︓1,066,000,000円

6. 申込開始⽇時 ︓2023年 2⽉21⽇ 正午
7. 申込終了⽇時 ︓2023年 3⽉7⽇ 正午
8. 申込取消/変更 ︓不可
9. 販売価格 ︓0.41円/FNCT
10. 払込通貨 ︓⽇本円
11. 申込単位(1⼝) ︓10,000 FNCT
12. 申込上限⼝数 ︓2,000 ⼝

13. 申込⾦額 ︓1⼝座においてFNCTの申込総数に販売価格を乗じた⾦額
14. ⼿数料率 ︓8%(消費税含む)
15. ⼿数料 ︓申込⾦額に⼿数料率を乗じた⾦額(消費税含む)
16. 払込⾦額 ︓申込⾦額と⼿数料の合計⾦額
17. ⽇本円ロック ︓申込時⼝座にある払込⾦額相当の⽇本円は当社によりロックされる
(ロック期間中は、外部送⾦及び暗号資産の購⼊等への利⽤不可)
18. ミニマムキャップ︓850,000,000 円
19. 販売成⽴条件 ︓申込⾦額の総額がミニマムキャップ以上になること
(不成⽴の場合には6ヶ⽉以内に再度販売期間を設定する予定)
20. 抽選⽇ ︓2023年3⽉7⽇
(申込終了後、申込⾦額の総額が販売総額を上回った場合に実施)
21. 抽選⽅法 ︓ランダム抽選(⼝数ごとに抽選を実施、部分当選あり)
22. 結果連絡⽇ ︓2023年3⽉8⽇から2023年3⽉9⽇まで
23. 結果連絡⽅法 ︓①電⼦メールでの連絡
②フィナンシェトークン(FNCT)ページ上に掲⽰(当社サイト)
24. 受渡⽇ ︓2023年3⽉8⽇から2023年3⽉9⽇まで


コインチェックでは前回PLT(Palette Token)がIEOで取り扱われました。2021年7月になりますので、1年半ぐらい前になります。

国内初のIEO「Palette Token」!約31円で約7.7倍初値!

抽選結果など初めてということで混乱もしましたが、結局初値で7.7倍近くになり初値売り的な考えだと大成功でした。当時の情報を振り返ると申し込んだ数に対して20分の1程度は配分されていました。それぐらい「人気があれば初値も騰がるという結局需給ですね。」という雰囲気だったと記憶しています。今回のFNCTも売り方の雰囲気はすごく似ています

結局、申し込みが始まってからどれ位注目が集まっているか?の真の数字情報が大事になりそうです。

なお、国内2例目のIEOはGMOコインから行われました。

国内2例目IEO「FCRコイン」上場日、軟調な結果、いきなり4分の1など

こちはは当選確率は2分の1以上レベルの人気で、結局いわゆる初値から値を下げるという失敗の結果に終わっています。取引所のおかしな行動も相まって、結局すぐに4分の1ぐらいになってしまって投げるという痛い経験をしています。

株式会社フィナンシェについて

フィナンシェは、ブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」をはじめ、NFTの企画・発行支援事業、IEO支援事業などトークンを活用したコミュニティおよびエコシステムの形成を支援する事業を展開しています。現在、200以上ものスポーツチームやエンタメプロジェクト、個人などのトークンの発行・販売、企画・運用実績を有しており、トークンエコシステムの形成・拡張を一気通貫で支援するWeb3プラットフォームの確立を目指しています。

今回のFNCTはコインチェックからということもあってPLTと似たようなトークンエコシステム用として使われるようです。なお、株式会社フィナンシェの代表者はあのgumiの國光宏尚氏です。

gumichouki

gumiのIPO新規上場情報

gumiは2014年にIPOして時価総額何兆円!みたいな檄を飛ばしていたので話題のIPOでした。現状の株価とその時の状況を載せておきます。これを見ると今回国光氏の会社のトークン購入に関わって良いのか迷う人が多いでしょう。

個人的スタンス

フィナンシェトークン(FNCT) に対する個人的スタンスです。

正直なところ出たとこ勝負になるIEOだと思っています。PLTのときは第一弾IEOということで盛り上がっていたので 、人気が出て初値から好スタートでしたが現在はその頃からは3分の1程度で価格が推移しています。

そう考えるとフィナンシェトークン(FNCT) に対してはPLTの時のような盛り上がりにはならないでしょう。ただ、 フィナンシェトークン(FNCT) は著名人のアドバイザーなども多く人気を集める要素も含んでおり、琉球のチーム応援IEOだったGMOコインに比べたら注目度も人気度も上になると思います。

第一弾IEOの時のような盛り上がりも現状ネット上では感じられませんし、参加する準備はしておくにしても申し込みが始まって、その申込情報のリリースが出るかで出ないかで人気度を測って最終的に参加するか、参加しないか、参加するのしても申し込み口をどうするか考えたいと思っています。

当方は第一弾も第二弾のIEOも参加して、第一弾は儲かって、第二弾は損したけれど、結局は今のところIEO戦線ではプラスの状態です。2回の経験から、結局は人気があるかどうかで資金が集まるか?需給勝負だと見込んでいますので、申込み終了は3月まで2週間近くありますので、申込みの様子を見つつ動きたいと思います。

コインチェック

また、動きがあったらブログの方でも申し込みか申し込まないか?記事にはしたいと思います。基本的には即売りで儲かるか儲からないか?程度にしか興味はないですね。

なんだかエコシステムとか言うけどトークン出したほうが儲かる仕組みにしか見えませんので・・・。