さくらさくプラス(7097)のブックビル期間が4/09 (木)から始まります。
ようやく仮条件発表の時点で中止ではなく、条件を変えて上場しようとする銘柄が出てきました。
緊急事態宣言が発令された後ですが、この対応が吉と出るのか凶と出るのかですね。

仮条件は1,150~1,430円 (変動率:-44.2% ~-30.6% 超弱気 )です。
主幹事はSMBC日興証券です。仮条件は想定価格から約3~4割減で出てきました。

スケジュールです。

BB期間 開始: 2020/04/09 (木) ~ 終了: 2020/04/15 (水)
公募価格決定 2020/04/16 (木)
購入申込期間 開始: 2020/04/17 (金) ~ 終了: 2020/04/22 (水)
上場予定日 2020/04/24 (金)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
さくらさくプラス(7097)のIPO新規上場情報

まず最初に考えたいのは、今はIPOは初値は最悪な状態を迎えているということはしっかり意識したいでしょう。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

直近のIPOの初値以降の動きは厳しいですが、反転の動きなどが見られるのか?しっかり確認してBB判断をしたほうが良いですね。IPOを簡単にとにかく申し込んで当たれば儲けになるといった見方では現状は攻めないほうが良いですね。

今回の上場は中止にならなければ10連続中止の後で、かなり期間が空くというのがスケジュール面で狙い目にはなります。ただし、とてもじゃないですが4月末の時点で地合い好転するような社会情勢ではないことは考えておきたいですね。「緊急事態宣言」という最後の切り札的なものがもう出ていますので、株価として底が見えてきているという判断もあります。

ただ、これから中小企業の倒産や大企業でも倒産などが後からやってくる可能性を考えると経済の再生への道は長引きそうです。

私の一発目の初値予想1,300円(想定価格比: -760円/-36.9%)としました。

基本的にはブックビルディング申込みはギャンブル的な判断になります。間が空くし、条件が下がって買いやすくなったので公募株に価値が出るだろうと狙えるかどうかです。

今は割安感に関係なく株は売られている状況ですし、本来ならIPOなどせず中止にするのが賢明と見られるかも知れません。そうであればIPOは参加するだけ損をする状態が続く可能性もあります。

評価としてはC評価の微妙という判断で、初値予想も仮条件の範囲内での予想を第一弾としました。本当に上場日直前になっても予測がつかない状況。さらには上場日の朝になるまで、どっちに転ぶか分からないと思います。それぐらい難しい状況にあると理解して参加するかしないか決めると良さそうです。

既にIPOはしばらく様子見を決め込んでいる人も多いと思います。そういった判断も正解だと思います。私も長年IPOの見てきてサイト運営してきていますが、リーマン・ショック後のIPO散々の状況でもサイト運営していましたので数年レベルの悪い状況も知っています。次の転換期を待つのがもっとも効率的な方法だと思います。

IPOが当選しないのは普通、我慢と継続が結果を生む

上記記事の「4.IPO後退期」がいよいよ訪れているのでしょう。この後、IPO閑散期が続きます。そして回復期がもっともIPO投資の良い状況ですので、それを待ちたいですね。


SMBC日興証券の主幹事案件です。当選狙いではIPOステージ制が役に立ちます。

落選してもポイントが貰えるSBI証券は忘れずに申込みたいです。

さくらさくプラス(7097)のIPO新規上場情報
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